アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
3
-
「......大丈夫か?」
どうしてこんな時にくるんだ.......
「.....大丈夫です。.....迷惑を掛けてすいませんでしたっ…」
俺はふらついた足で全力走った
3人共驚いた顔で止まっていた
物静かな屋敷についた
今でも流れ続ける赤い液体に溜息をつく
もう明日までもたない。
綺麗な満月で俺にはもったいないくらいだ
結局最後まで嘘しかつけなかった
でも誰かを頼ることも孤独に悩むことも
終わりを告げる。.....と思っていた
そう簡単には死なせてくれないか.....
限界がきつつある体を起こし、気配のする方へ刀を向けた
「優、」
この声の主は.....楓様.......
「...きみを、家へ連れていく」
「行きません。俺は大丈夫です」
「優、今回ばかりは聞いてあげないよ。」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
13 / 229