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......俺をどうするかの話か......
その場所から離れようとした
その瞬間に襖が開いた
「......君が優くんだね?」
.....誰かはわからない.....けど......恐怖を感じた
すぐに逃げて無我夢中で走ったけれど
追いつかれてしまった…
「その足取りでは勝てないよ。優くん」
ジリジリと近づく大きな存在から逃げようと
後ろに下がったがすぐになにかに当たった
「......やめてください。父上」
.....後ろにいたのは楓様だった
「楓様....?」
「.....おや、楓。いたのかい?」
「優には手を出さないでください。そのくだらない会議も終わりにしてください。」
気づくと会議中だった偉そうな人達が出てきていた
「ですが、楓様....その者は危険です!!」
「そうです!!!煉獄所を滅ぼされそうになったくらいですからおやめください!」
「もう1度あの部屋で幽閉してください!」
そんな声が口々に飛び交う
別になんだっていい、幽閉されても殺されても
構わないのに........
「...好きなようにしてください。確かに、あいつらを殺したのは俺です。理由はありません。ただ、目障りで仕方なかった。」
本当はあなたたちを殺したからです.....
でも言ったって意味はない。
「見てください!悪びれもない!!」
「...だからなんだと言う?そんなもの怒らせたのだから当たり前だろう?」
「....楓様....?」
「何を言ってももう遅い。この者は妻になった。」
「....!?いったい誰のですか!?」
「私と秦と右京のです。」
「3人も!?.......永遠の命を持つというのに、、そんなものに手をかけるのですか!?」
「口を慎め。王族に手を出せば大罪ですよ。この意味おわかりですよね?」
「....さあ、いらっしゃい。優にそんな不安そうな顔は似合いませんよ?」
右京様は愛でるように撫でてくれた
「.....右京様.....俺は....呪われし鬼の子です....永遠には生きれません.....」
「その点は心配するな。夫婦の契を交わした以上永遠の命を持つ。だが、優は呪われし身だから、血を摂取さえすれば生きられる。大昔にもこういう事例がある」
秦様がわかりやすく説明してくれた
「....そうなんですか......ありがとうございます…」
「...優....体調は優れないままですか?」
「.....いえ、大丈夫です。」
嘘をつくのは得意.....とても
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