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3人の怒り
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会議強制終了の事件から3日。
体調が優れる気配もなかった
「これどうぞ.....」
いつものように紅茶を出している。
「.....優、顔色が一向に良くならないですね。」
「.....大丈夫ですよ。なんの変化もありませんから」
そう言いながらも、疲労や脱力が抜けない。
力も入らなくなってきた
この現象はなんなのかわからない。
でも、夫婦と言っても、心を許すことは命取りで
危険なことだから決して許さなかった。
なるべく1人になるようにしていた
「優?おばあ様だよ?」
「...あっ...すいません....楓様....おばあ様....」
「...ボーッとすることが多いな優」
「....秦様......ごめんなさい.....」
「構わないが、考え事があるのか?」
「....いえ、何もありません。」
何事もなく終わると思っていたが
おばあ様が口を開いた
「.....お前さんは嘘がつくのが得意なようだね。なに、深い意味はないさね」
「.....そんなことは....ないです。」
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