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「.....ここでずっとこうして生きるのも運命かも....」
「.....何が運命ですか?」
この声の持ち主は.......右京様.....!?
俺は慌てて立って凝視した
「.....なぜここに......」
「....いい加減にしなさい。どれだけ心配させれば懲りるのです?」
「....来ないでください....」
怖い.....きっと怒ってる.....
「.....優、夫婦の契りを交わした意味がわかりますか?」
「....わかりません。」
「...あなたを愛したからです。血を浴びても輝いていたあなたが美しく、惚れてしまったからです。それから想いを寄せた。」
「.........ありえない.....俺なんかを愛するなんてありえない.......」
「....疑わないでください。気持ちが本当だからここにいるのです。優、あなたに血をあげないで、言えない状況にしたのは謝ります。だからと言って何も言わないでください。私達は、もうあなたの夫ですよ」
「......右京様......」
右京様の元へゆっくり向かった
そんなに遠くないはずなのにすごく遠くて
視界が狭くなっていく........
「.....右京様....ごめ....なさ.....」
俺の意識は途中で途切れてしまった
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