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あれから一ヶ月。
3人はおばあ様に行くのを止められているらしく
ここにはこなかった。
いつまでも迷っても意味は無いよね
俺は今日戻ることにした....
「おばあ様、......戻りたいんです。」
おばあ様は優しく微笑んで
「一緒に帰ろう」
と言ってくれた
王族の家はやっぱり緊張する
車で行かないと一時間かかるという膨大な敷地....
「緊張するのかい?」
「はい、すごく、」
「大丈夫さね。誰もわしに話しかけてこんよ。」
「どうしてですか??」
「大老だからねぇ。」
「....大老様って大変ですよね....」
「そうでもないさね。優、いつでもわしの部屋においで」
「え...?」
「愛することに恐れた時、本音を話すのを躊躇った時、そんな時わしの部屋に来ればいいさね。嫁は大事にしよるよ。」
「....ありがとうございます...」
おばあ様の笑顔は俺の気持ちを溢れさせる。
悲しい想いも嬉しい想いも
全部、気づいてくれる。
今.....幸せかもしれない。
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