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だから、王家であろうが貴族であろうが
殺めることは俺の意思。
——なのに
その手を止めたのは........
———— 楓様....
「.....優、遅くなって悪かった。」
「.....離してください....この人は、友達を......あなたから貰った指輪を......傷つけた。いえ、破壊したんです。俺は許さない....!!!!」
「優」
『グイっ......』
唇に柔らかい感触........
「....んっ…っ..........」
「....優、もういいんだよ。辛い思いをさせて悪かった。」
楓様は力いっぱい俺を抱きしめた。
俺の手から既に刃物は下へと落ちていた
そしていつか感じた目から流れる温かいもの
「優は、目の色が赤く染まるんだね。」
「.....気付かなかったです....」
「.....そんな、、黒崎様がそんなやつのために.....」
「...秦。任せるよ」
「あぁ。了解した。連れていけ」
後ろにいた部隊に命令した
「大丈夫ですか?二人とも。」
「白神咲様...」
「俺は大丈夫です。でもまりあは顔に傷が」
「レディに傷をつけるなど、男のすることではございませんね。」
「.....大丈夫ですわ.....みんなが無事で何よりですの」
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