アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
3
-
衣装の話を終え、家に帰ると着物を探した
どういうのがいいんだろうか....
地味なのが好きなんだけど....
ここに来てから2、3着もらったものの着てないし
「...優、何してるのです?」
「右京様....あの文化祭で着物を着るのでどれがいいかなと」
「文化祭...?そんな季節でしたか。文化祭で何をするんです?」
「コスプレ喫茶です」
「コスプレ喫茶ですか。楽しそうですね。でも着物では普段と変わりませんね」
ここに来る前もそうだが、鬼の一族は着物をよく着ている
王族になると特に、品位に関わることなので必須品になる
「着物の方がいいです…落ち着きます」
「そうですね...これはどうです?」
薄い緑の羽織に白い着物
「綺麗です....」
「私のお古ですけどね」
「...頂いていいんですか...!?」
「構いませんよ。捨てるつもりだったので」
「捨てるなんて勿体ない。もらえて嬉しいですっ」
「....お前は可愛いですね。」
そう言って抱きしめられた
嬉しい....けど照れる....
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
101 / 229