アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
5
-
楓様は俺を押し倒した
「...楓様.....」
「お前には欲求がないんじゃない。できる度、できる度、隠して消して、そういう奴だと自分自身に認識させているんだ」
隠して.....消して.....きた....
俺は......
「....言われたんです。俺にとっての最善の選択は
"望まないこと"だと。それから、望みとか欲求は消しました....消すしか気持ちを抑える方法がなかったんです........」
「.....誰に言われたんだよ。もっと信じろ。俺達はお前を捨てたりしない。なぜ、俺達の言葉をもっと信じないんだ!?」
「.....信じてる....はずなんです......だからこそ怖いんですっ......!!気持ちがわからないとかは言いません...でもただ、消えてしまうことを恐れるあまり、離れなきゃと思ってしまう!!」
気づくと目は濡れていた
「....泣くな....泣かないでくれ.....変わらないよ。お前を愛してる。」
涙が収まるまで、抱きしめてくれた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
122 / 229