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お前、寂しくねーの?
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いつも通り校則を破った服装で歩いていると風紀委員に怒られた
イライラをはらそうと寒い気温の中校舎の外にでた
頭が冷えて冷静に物事を考え出すことができるようになる
さすがに毎日のように怒られていればそれは慣れていくにきまっているけど、それでもムカつくもんはムカつく
「くっそ........ 風紀委員... 」
そう呟いて顔をあげると、俺には馴染みの顔が見えた
最近、怒られては外に出てきて校舎を回ろうとしているのに1回も1周できていない
そこでそいつが泣いているからだ、だから通れない
「また弁当食べながら泣いてる」
その姿をみるとなんだかすごく悲しくなって、イライラが少し収まる
でも、俺は知ってる........ あいつが泣いてるのもまた、風紀委員のせいだ
そう考えるとまたイライラが沸き上がってきてなんとも言えない気分に陥る
何日もたってもいつまでもそいつが泣いているから仕方なく声をかけに行くことにした
辛気くささを吹っ飛ばすように明るく落ち着いたトーンを心がけて、警戒心を持たれないように
「なぁ、お前、寂しくねーの?」
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