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星と潤
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「星!!放課後、木の下で待ち合わせな!!」
柄にもなくはしゃぎまくっている潤は、テンションが上がりすぎてどこかに飛んでいってしまうのではないかと少し心配になった
いつも星ちゃんと呼んでいることすら忘れているようだった
単純でバカな潤だから喜べるんだろう
そんなところは羨ましい
「星!!聞いてるのか??いつもの木の下だからな!!」
「はいはい、わかったよ..... いつもの木の下な」
『絶対来いよ!!』と言って戻っていく潤が微笑ましくて笑ってしまった
クラスで孤立状態だった俺の話し相手が潤になったことで、さらに避けられるようになった気がするがそれは仕方ない
潤を今さら放っておくこともできないし.....
考え事をしていたからか、聞き慣れた声がふってきていたことに気づけずに驚いてしまった
「す..... 澄さん!!!?」
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