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男と関係してみようなどと考えたのは、ほんの出来心だった。ゲイの友人とバーへ行き、恋愛相談をしているうち、
「とりあえず、抱かれるのに拒否感あるなら俺を抱いてみる? 俺今フリーだし、未玖なら後腐れなさそう」
と、友人のほうから誘ってきた。
だから仕方ないという訳でもないが、自分なりに二人の未来を考えての行為だった。
好奇心に負けたと言われれば、それも間違えじゃ無いけれど、別に友人が好きだったというわけではない。強いて言うならば、気持ちいいことが好きなだけだ。
結果、ホテルへ入ろうとしたところで、どういうわけか圭に会い、そのままこの公園へと連れてこられて今に至るが、未遂だったからいいだろうとは、思っていてもとても言えない。
「未玖の反省はいつもペラペラで信用できない。だから、未玖をオンナにすることにした」
言っている意味が分からない。しかし、聞き返すこともできないから、アナルの痛みを緩和するために、神経を他の場所へ向けようと試みていると、突如睾丸を強く握られて体が大きく戦慄いた。
「んっ、んっ、んぐぅっ!」
「ここを潰そうかとも思ったけど」
尋常ではない痛みに悶え、のたうつ姿を見下ろして、喉を鳴らして笑った圭は、
「嘘だよ、今はしない。去勢手術はちゃんと病院でしてもらうから安心しろ」
と、さらに物騒な言葉を未玖に告げてくる。
「それまでは、そうだな…… 」
睾丸を解放されてホッと一息吐いたところで、後孔へと挿入された指が角度を突如変え、内側から腹に向けて圧力を強くかけられた刹那、痺れるような愉悦が生まれて体がピクピクと痙攣した。
「ぐっ、うぅっ!」
「こっちではイかせない。未玖はオンナになるんだから…… 射精は一生しなくていい」
達しそうに震えたペニスの根本を掴んだ圭が言う。
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