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バレンタイン 10 ~朔馬&奈都 高校編~
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朔馬が来る前に食堂に行き、牛乳を分けてもらおうと寄る。
「あ、梅子さん!牛乳が欲しいんだけど…」
「奈っちゃん、牛乳どうするの?」
「えっと…チョコレートを溶かして、ドリンクに…」
咲に教えてもらった事を言う。
「チョコレートドリンクね!朔馬くんにあげるのねー」
「は、はい…」
改めて言われると、恥ずかしい。
「じゃあ、この容器に牛乳を入れていけばいいわね。あ!チョコレートは?」
「咲姫から、貰えたので…」
「咲ちゃん、可愛いわよね~!いや本当に良かったよ、今年は当たり年で。皆、喜んでいるもの」
「そうですね」
去年の姫からの咲だと、『月とスッポン』だから梅子や周りが言うのもわかる。
「そうだ!これも入れたら良いわよ!朔馬くんお酒好きだから!」
そう言うと、小さな瓶を持たされた。
「2、3滴入れればいいから」
「?入れる、だけ?」
料理音痴の奈都には、ただ入れるだけでも不安だった。
「そう、温めてから最後に入れるだけ。奈っちゃんにも出来るわよ~」
「うん…」
簡単な作業だから出来ると言われると、出来る気がした。
奈都は牛乳と小さな瓶を持って、自分の部屋に戻った。
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