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もしも・・・⑤(パロです/後編)
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(ご迷惑をおかけしました……遅くなって本当に申し訳ありません。やっと後編です(泣)いつもの私レベルですが、エロ有りです(汗))
俺の事も愛してや。
やっちまったな、大和。
最強コンビに、火を点けた。
ギシ……………………………
大の男が3人、ベッドで戯れる。
遮光カーテンの隙間から降り注ぐ、朝日に照らされる光景は、なんとも淫らで犯罪的。
まだうら若き少年の身体を、経験を積んだ大人達の身体が貪る。
情欲に犯された本能の、言葉にならない妖艶さ。
「はぁ………んっ…………親父っ…………高………橋ぃっ」
悶える大和の声が、静かな部屋を埋める。
この快楽から、逃れる術はあるのか?
「大和………………………」
「っん…………………は…ふ…………ぅん……親父ぃ」
はだけたシャツから見える筋肉に、目が奪われる。
大好きな父親に名を囁かれ、大和は濡れた舌を差し出す。
俺だけを見て………………………。
背中へ回ったたくましい腕の心地好さと、自分だけがその美しい瞳に映し出された時の、たまらない悦び。
嬉しくて、嬉しくて、絡まる舌の先から痺れてく。
「可愛らし…………………若、もうトロトロですね」
しかも、今日はそこへ高橋までもが加わってる。
極道の世で嵩原の右腕として名を馳せ、役を退いた今もなお存在感を見せつける、華のある男。
大和の大切な家族。
幼い時から、気付けば側にいてくれた。
そんな自分を知り尽くした高橋の甘い声に、大和はゆっくりと目を下へ向ける。
「あ……………ぁ…んっ…んぅ………高…………やぁ…っ」
下へ。
父親とキスを重ねながらのそれは、とてつもなくエロい景色。
少しだけズラされた下着から覗く、露になった固い男根。
先っぽは、既にとろりと蜜を垂らし、いやらしい光を帯びる。
高橋はそこへ、躊躇うことなく綺麗な顔を近付けると、根元から指を滑らせ、優しく口付けをした。
「気持ち良うなりましょう…………………若…………」
「はぁぁ………高橋……………ぃっ」
高橋の唇から細く伸びる、自分の興奮の証。
父親の舌の気持ち良さと、高橋が唇に付いた体液を舐める仕草が相俟って、大和の身体はより熱くなる。
いっぱい愛されるって、凄い。
大和はクラクラする雰囲気に飲まれ、二人の愛に抵抗すらままならない。
「は………ぁ…っ…………俺……………俺、もぅ………これだけで……んぁ…あ………っ」
これだけで、イっちゃう。
「アホ………………まだ、これからやで……………大和」
震える手で、自分のシャツを握りしめる我が子の愛しさ。
欲しても欲しても、まだ欲しくなる。
どこまで堕ちても、それは満たされない。
まだ、これから。
嵩原は、大和の唇から顎伝いに首筋へ舌を這わすと、ぷりっと立ち上がる乳首を一気に指先で摘まみ上げた。
「はぅっ……………親…っ……あぁんっ」
ビクンッと跳ねる、大和の敏感な肉体。
何度も重ね合った身体は、ここぞとばかりに父親の愛撫に素直に反応を示す。
「酷い親や…………………実の息子へ、毎晩何してはるんやら…………………」
それを見る高橋は、大和の耳たぶへ軽く歯を立て、ズレた下着の奥へと手を忍ばせた。
「っん……………ひ…ゃ………高……………橋っ」
「若のここ……………………女の子みたいに濡れとりますよ?奥の方、存分に遊んで差し上げますね…………」
存分に。
それだけで、大和の下半身はまた疼く。
右手に父親、左手に高橋。
雄々しい色気と悩ましい微笑み。
どちらも、甲乙つけがたい色男。
「あっ…………ぁ…あ……ふぁ………っ」
嵩原に身体を抱き寄せられ、高橋の下半身をまさぐる動きに、未熟な子供はただただ悶えるばかり。
指でも何でもいいから、早く挿れて突かれたい。
俺を揺さぶって…………………!
最早、脳の隅まで洗脳される。
「クス……………………そないに腰上げられへんでも、私の身体は若のものですよって…………………」
「んっ…………んぁぁ…………っ…た………高……っ」
ヒップの溝をなぞる高橋の指先に、大和は涙目になりながらも思わず腰を浮す。
若のもの。
そう呟いた途端、高橋の指がようやく自分の身体を攻めてくる。
ジュブ……ブ……………と食い込んでくる、長い指。
一瞬で大和の意識は、高橋の指先によって犯される。
父親にしがみつく手に力を入れ、突き出す腰が恋人以外を悦んで受け入れてしまった。
「ぁあっ……あっ………ああ…………っ」
自分の肩へ顔を沈め、声にもならない嬌声を上げる大和に、嵩原の目は高橋を捉える。
「オイ、どっちが酷いねん………………こいつは、俺の男やぞ……………………俺より先にイカすなよ」
「キスさせてくれへんなら、下から攻めるしかありませんよね?……………………いただきますよ、先に」
「可愛ゆうねぇな…………………ムッツリ」
「変態オヤジより、マシです」
どちらも大和への愛情の度合いは、異常です。
大和の腰を突き上げながら、自分のシャツを脱ぐ高橋のエロさに、嵩原も呆れ顔。
「ほら、こっち来い………………服、脱がしたるから」
それでも、やっぱり高橋は怒られない。
「今日は、お優しいんですね…………………親父」
「俺は、いつも優しいわ」
悶える大和を支えてやりながら、嵩原は何食わぬ表情で高橋の服へ手を伸ばす。
パチンッ………………………
グッと引っ張れた勢いで、弾ける釦と晒される引き締まった筋肉。
「これで独り身にすんのは、勿体ないで…………なぁ、大和」
「はぁっ………ぁ…ん………っぅ…高………橋……」
父親の胸板に抱かれた大和が、振り返った先に見る、綺麗な高橋の身体。
父親を見てきた目でも、ドキッとさせられるその美しさに、大和の全身は一層と火照る。
高橋を誰かに取られるのは嫌だが、確かに勿体ない。
いつか、誰かがこの身体を手にする時が、訪れるのだろうか?
「そう思うていただけるなら、若を私に下さい。私には、今更若以外を愛す事は出来ませんから」
嵩原に抱かれた大和を、後ろから抱きしめる高橋の切なる恋心。
愛してます。
口に出さなくとも、その深さは伝わる。
「高橋………………………」
自分を包む高橋の温もりに、大和の顔は赤くなる。
嵩原に愛され、高橋に愛され、身も心も跡形もなく溶けてしまいそう。
幸せ過ぎて、自分で良いのかと不安にさえ感じる。
「せやな……………………お前の為なら、何でもしてやりたい。俺の力を全て使うてやっても、幸せにしてやりたいと思う。でも、大和だけはやれんな………………こいつを失うたら、俺の命も終わるわ」
大和にすがる高橋の髪をやんわりと撫で、嵩原は愛する二人を包む。
大きな懐。
これが、多くの組員を助けて来た男の胸。
「…………………………貴方を終わらせたら、2万を敵に回しますね」
恋と恩人と。
天秤にかけれたら、苦労しない。
高橋は顔を上げ、嵩原へ笑みを浮かべて見せた。
「すまんな、高橋………………我が儘な親父で」
それを嵩原も、笑顔で返す。
我が儘な親父。
嵩原が我が儘なら、世の中の組長は救いようもないカスばかりだ。
この男の下に付いて、不幸だと思うヤクザはいない。
高橋とて、それが痛いほどわかるから、本気で大和を奪おうとはしない。
「親父………………………高橋………」
二人に挟まれた大和は、自分では知り得ない繋がりに、小さく胸焦がす。
また、二人だけにしかわからない目をする。
「愛されとんのは、俺やのに…………………」
父親の首筋へ頬を寄せ、ぷぅと愚痴る大和の罪な様。
いやいや、ちゃんと愛されてますよ、大和ちゃま。
「あ、またふて腐れとる」
「ぷっ…………………ホンマですね…………………可愛い」
「だっ…………………だって…………………あっ、ぁ」
少しの不機嫌も、色男達には胸を擽る材料となる。
主のふて腐れ具合に目を細める高橋は、ふててる背中へキスをし、その流れる足から下着を抜き取りにかかる。
嵩原の遺伝子そのままを引き継ぐ、長くしなやかな足。
見ているだけで、喉が鳴る。
耐えきれずそれへと伸びる手を、誰が止められようか。
「若…………………綺麗です…………………」
「っふ…………ぁ…んっ………高橋……ぃっ…」
抜き取られた足先から辿ってくる、高橋の舐めるような指使いに、大和はたまらず身体をくねらせた。
それも、足の付け根の所まで来ると、わざと股を広めに開かせて、ヒップの孔を自らの視界へ向ける。
全部、高橋に見られている。
自分から誘っているような卑猥な体位で、高橋に見られているのだ。
あぁっ、孔の奥まで覗かれてるみたい……………。
そんなイケナイ快感と、父親の見る目の前でそれをされている事に、大和の気分は一段と昂る。
「も………若の声良過ぎて、挿れとうなります………」
「ぅ…………高…………ぅぅんっ………っ…あ」
「なんや?お前も、高橋が欲しいんか……………大和」
「んぁ……………は……ぁあ……親父…………っはん…ん」
しかも、自分の顎をクイッと上へ向け、再び濃厚なキスをしてくる父親の真っ直ぐな瞳が、下半身をより反り返させて痛い。
強く、ブレない瞳。
まるで、淫らな自分を試されているよう。
「ほ………………欲し………は…ぁ…欲し……ょ……あっ…ぁん……………欲しぃよ………ふ…んっ…欲しぃ」
「若………………………」
大和は、四つん這いになりながら目を潤ませ、父親へ訴えかけた。
項を撫でる高橋の唇にゾクゾクし、後ろからヒップへ下半身を擦り寄せてくる腰つきに、我慢が限界に達する。
高橋のが、欲しい。
「お前に泣かれたら、何も言えんわ…………………挿れてもらい、大和………………今日だけは、許したる」
「は……ぅふ………っ………んっんぁ………親……父っ…」
大和の唇を塞ぎ、嵩原は顔を緩める。
潤んだ瞳から溢れ出る涙の筋に、天下の組長も屈服せざる得ない。
何も泣かしたくて、愛し合っている訳ではないのだから。
それを聞いた高橋もまた、安堵したように大和の腰を掴むと、吐き出した息と共にその背中へ身体を密着させた。
「すみません、親父……………………私も、限界です」
挿れたくて、大和を抱きたくて、下半身が悲鳴を上げる。
「高橋ぃ…………………っ」
「若…………………愛してます……………」
誰よりも。
誰よりも、果てしなく。
想いがはち切れんばかりに、高橋の下半身は大和の中へとメリ込んでいった。
「はあぁっ………ああっ…高………っ!!ぅあ……っ」
「っん…………わ………かっ」
嵩原の首へ腕を回し、叫ぶ大和の声に、高橋もたまらず顔を歪ませる。
自分に吸い付くような、大和の熱い身体。
愛する人の身体の気持ち良さに、無意識に腰は突き動く。
「ぁんっ………やぁ……っ…………あぁっ…あっ」
「若…………っ……………はぁ…っ」
寝室にこだまする、パンパンと響く肌のぶつかる音。
動かせば動かすだけ大和は腰を振り、自分の欲求を満足させる。
嵩原は、これを毎晩のように食らってる。
なんて羨ましい。
初めて手にする大和の身体に、高橋は嵩原の目も忘れそうな程、悦びを味わう。
「気持ちええか…………………大和……………」
「親父っ…………ぁっ…ああぁ……ぇえっ…………高橋…気持ちええ…………よぉっ……はぁっ…ぁんっ…ああっ」
奥がグリグリと攻められ、擦れる度に先がイイ所に当たる。
気持ち良くて、頭が朦朧とする。
父親に抱き付いていないと、後ろを突かれる激しさで、大和は腰から崩れ落ちそうになっていた。
「ぁあ……はっ…………親父ぃ…………っ……んぁあっ」
「大丈夫や………………俺が支えとるから…………」
優しい人。
自分の身体をしっかりと受け止めてくれる父親の腕が、また愛しい。
「親父のも………ぁ……欲し………ぃ………欲しよ……ああっ………………んっ」
「やま……………………何…………」
驚く父親を尻目に、大和は悶える身体でその下半身へ顔を埋める。
父親のモノも、欲しい。
大好きな身体。
俺の………………………。
「……………じっ…………ぁんっ………親父の………ちょうだ…………ぃ……………あっ…あぁっ」
「若………………………っ」
背後から高橋に揺さぶられ、視界の定まらない身体で、大和は父親の男根へしゃぶりついた。
男を知らされた身体の、重い過ち。
まだ17歳の男子が、涎の垂れた口で父親の下半身を貪り、親と近い歳の男にヒップを掘られてる。
「大和っ………………そないな事まで…………っ………」
「ぃやや………ふ…ぁっ………はぁ…あんっ…………嫌や……親父も一緒が…………ええっ……………二人共…………好きや………あっ……………あ……イク………高橋ぃっ…イキそ」
自分を止めようとする父親の手を払いのけ、必死に喉の奥まで咥え込む、大和。
その顔はもうベタベタに濡れ、イキそうになる高揚感に震えながらも、舌は動きを止めない。
だって、父親も感じてる。
耳をかすめる、少し荒くなった父親の吐息が、とてつもなく幸せを呼ぶ。
「はぁ…………………若……………っ………私も………イキそうです……………んっ」
それを見る高橋は、高まる昂揚を抑えきれずに、大和を突き上げる速度が、激しさを増す。
大和の嵩原をしゃぶる得も言われぬ淫乱さが、高橋の目を楽しませ、さらに興奮を導いてくれる。
「あん………っ………あっ、ああぁ……高橋ぃっ!高橋っ………凄………ぃいっ!いっぱい、いっぱい出してっ」
堪えきれず、大和は父親の下半身から口を離し、喘ぎ声を張り上げた。
縺れ合う男同士の情事も、見た目がいいと色付きも美しい。
下手な女とヤるより、情欲を駆り立てる。
「若………………………っ」
「あああ………高…っ………いやぁ……はあぁっ!!」
高橋の下半身がズブッと根元まで押し入れられた瞬間、自分の孔を埋める生温かな感覚に、大和の身体も弾けた。
辺りへ撒き散る、絶頂の標。
全身の力が抜けて、大和はフラフラな手でシーツを握りしめた。
「………………………若、大丈夫ですか……………っ」
「は…ぁ………高…………は………ぁ……高橋…………ぃ」
そんな大和を抱き上げる、イケてる右腕。
見上げると、自分を心配そうに見つめる高橋は、相変わらず格好良かった。
「あかん……………はぁ……………俺だけ……ヘロヘロ……」
大和は高橋の胸へ顔を付け、甘えるように身を委ねた。
ギシ…………………………
「あ?何言うとんや……………………まだまだ、これからやで…………………?」
え。
「俺……………………イってへんしな」
「お……………………親父……………………」
視界に飛び込む、野獣……………………あ、違った。
大本命。
「珍しゅうお前が咥えるさかい、いつもより収まり利かへんで……………………大和」
「へ……………………………」
いつもより。
いつも、も結構凄いんですけど…………………。
「……………………でも、今の顔も格好ええ…………………」
高橋に抱かれて見る父親の顔に、大和の目はハート。
結局、ゾッコンなんですわ、坊っちゃん。
疲れても、抱かれたいって思っちゃいます。
「なら、第2ラウンドやな♪」
第2ラウンド。
高橋は、知る。
お父ちゃんの本当の恐ろしさを。
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