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もしも・・・⑥(パロです)
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(皆様、いつもありがとうございます。すみません、最近パロばかりやな(汗)って思いますが、リクエストお応え。本編でも、いまだ核心へは触れていない、新境地。私がドキドキしてます(--;)チョコビ様本当にありがとうございました!)
京之介×竜也、幼馴染みカップルです!
(エロ有りです)
ああ、上地に次いで、久々だな京之介…………。
「もう少ししたら、クリスマスやな…………」
都会のど真ん中。
街中に一際そびえ立つ、高層ビル最上階。
ここに、安道の関東オフィスはある。
月の家賃、約1億5000万。
政界、財界、様々な世界でその手腕を買われる安道へは、多忙さも然る事ながら、それを遥かに上回る金が流れる。
家賃1億越え?
全く以て、大した話ではない。
安道には、こんなオフィスが世界中へ点在するのだから。
「なんや、竜也………………久し振りに俺のオフィスに来た思うたら、わざわざセンチメンタルか?」
ただっ広い、ボスのお部屋。
大きな窓とイタリア製家具に囲まれたデスクで、安道はパソコンを叩きながら、ソファへ座る幼馴染みを見る。
クリスマス。
デスクに置かれたカレンダーは、早12月。
そう言えば、何年振りだろう。
この時期に二人が側にいれるのは…………………。
「………………………温泉でも行くか、たまには」
「あ……………………?」
自分の問いかけに、此方へ顔を向ける嵩原に目が細まる。
もう、出会って約30年。
初めて会った時から、気が合った。
『心友』と呼べる、世界に一人だけの貴重な存在。
嵩原がいなければ、確実に今の自分はない。
「この辺りでいっちゃんええとこ、押さえといたるわ」
嵩原と過ごす、こんな何気ない空気が好き。
パソコンを叩く手も、自然と止まる。
キィ…………………………。
椅子の向きを変え、持ち上げる腰の軽いこと。
安道は嵩原を見ながら立ち上がると、その方向へ足を動かした。
いっちゃんええとこ。
こんな言い方は最低だが、嵩原と息子大和の為なら、金に糸目はつけない。
それくらい、安道の全ては嵩原中心。
俺の大事な、男。
こいつ以上の男に、俺はいまだ会った事がない。
「押さえといたるって…………………今からやったら、どこも取れへんやろ」
「俺を誰やと思うとんねん。お前の為なら、下手な権力でも利用したんで」
「ぷっ……………………最悪やな、それ」
あらゆる所へ顔が利く。
そりゃ、使える権力も数知れず。
安道京之介、本当にヤクザより恐い男なのだ。
「最悪なんや、俺。ヤクザより質悪いさかい」
「自分で言うな、アホ…………………」
ほくそ笑む安道を、嵩原も笑顔で見上げる。
それだけで、今日は気分上々。
身を屈め、伸ばした指先に触れる嵩原の肌が、瞬く間に身体を熱くする。
心友。
いつからだろう。
それに、愛する想いが重なったのは。
「竜也………………今夜、ウチ泊まれや」
「っん…………………京…………」
どちらともなく、引き寄せられる、唇。
ソファに膝を突き、自分を見つめる安道を、嵩原も抵抗なく受け止める。
今から約20年前。
十代の頃、二人で暴れていた安道と嵩原は、地元でも有名なイケメンコンビだった。
強くて、格好良い。
噂と武勇伝は若者達を騒がせ、街を歩いているだけで、羨望の眼差し。
それは、互いに36歳になっても変わらない。
自らの道をがむしゃらに突っ走って来た二人は、他人から憧れられる大人になった。
そんな二人が、愛し合う。
最強でしかない。
絡みつく唇と、其々を求める眼差しのエロさも、美しい。
自分の項へ手を滑らせる嵩原を押し倒し、安道は真下に見えるネクタイを外しにかかる。
「はぁ…っ…………あ…………んぁっ……コラ、京…………ええんか…………部下が来るで………」
「お前が来る時は、ちゃんと人払いしとる」
『近付いたら、クビやぞ』
ビビる部下に、一睨みと低い声。
まさに、ヤクザより恐い、安道の脅し。
誰も恐くて近付けない。
「も………………酷いボス…………や……………っ…ぁ」
「よう言うわ………………俺ほど、ええボスはおらん」
嵩原の厚い胸板を這う、安道の舌。
固くなってきた乳首へ涎を落とし、ネチッと摘まむ仕草に、嵩原の身体はわかりやすい程に跳ね返る。
それがまた堪らなくて、安道は一気にシャツを脱がしてく。
「俺の鍛えようはめっちゃ厳しいけど、巣立った連中は必ず成功しとんで……………まぁ、お前もええボスや思うけど」
「クス……………ぁ……ん…………お前に誉められると、気色悪いな……………明日、熱出るで………は………ぁ」
「抜かせ…………………」
露になった嵩原の眩しさが、より飢えた身体を欲情させる。
無駄のない筋肉に包まれた、溢れる色気。
必然的に、愛は抑える事を拒む。
口では冗談の一つも飛ばしながらも、安道の唇は悩ましい筋肉を舐め回す。
「…………………………好きや、竜也」
盛り上がる下半身が、返事を導く。
自分の愛撫に反応する嵩原が、とてつもなく愛しい。
「ぁ……あ………………っん……俺もや、京」
ベルトに手をかけ、少しずつ下げるファスナーを眺める楽しみ。
湿り気を見せる下着のいやらしさに、唾を飲む。
「この俺が、男のコレに涎を垂らすとは思うてもみいひんかったわ」
「ぁあ…………あっん……きょ…………ふ……んっ」
思わず身体を捻り、自分の下半身へ顔を埋める安道の髪に手を伸ばす、嵩原。
コレ。
そう言い放った途端、下着の上からそれを加える安道に、嵩原の肉体は震えた。
みるみる下着は、安道の涎で湿り出す。
下半身を包む、生温かな感覚。
「京……………………舐めて……………んぁ」
生地を通して伝わる舌の動きが、嵩原を焦らさせた。
ググッと、益々反り返す男根の漲る熱さ。
大人のセックス。
求め合う心地好さに、躊躇いはない。
「ああ……………………舐めたるよ…………………」
これが、嵩原以外なら半殺し。
いや、確実に殺す。
元々、男が好きなわけではない。
指先を使って、ゆっくりと下着をズラしていく快感なんか、嵩原でなければ生まれない。
「……………………なんぼでもしゃぶったるわ」
「っんぁ……………ぃ…………い……………京っ」
トロリと蜜で濡れた、嵩原の大きくて太い男の象徴。
先っぽの小さな穴へクリクリと舌を当て、安道は口を開けた。
気持ち良さそうに悶える嵩原の表情が、自分の下半身もぐんぐん成長させ、脈を打つ。
静かな部屋に広がる、ジュプジュプと言った涎と男根の擦れ動く音。
根元からたっぷりと舌を這わし、安道は頭を上下に揺さぶった。
「はぁんっ…………ぅ……んっ……ああっ………お前………上手過ぎ……………んんっ」
「お前が、反応良過ぎんねん……………そないによがったら、我慢出来ひんやろ」
「京…………………っ」
京。
嵩原に呼ばれる度、興奮していく本能。
しかも、自分の首筋から服の中へ手を忍ばせ、背中を撫でる嵩原の仕草もエロくて、一段と淫らな気持ちになる。
「おい……………………わざとやろ……………………いやらしいねん、誘い方が」
唇から引く糸を舐めり取り、安道は嵩原の腰を抱き寄せると、苦笑いしながら顔を近付けた。
スレスレまでに接近した、嵩原の綺麗な微笑み。
「そ……言うたかて……………お前のあそこもパンパンやないか…………中に出せよ、いくらでも飲んだるし」
それで、また下半身は上を向く。
じゃあ、飲めよ。
「……………………死んでも知らんぞ」
「俺が死んだら、大和が泣くわ」
「わ…………………痛いとこ突きよって!」
でも、唇は早くも重なり合う。
「ん………………きょ………はぁ…っ…早よ………挿れ」
「はぁ………わかっとる………わ………んっ」
ソファに座る自分の腰へ嵩原を跨がせ、安道はドロドロになるまでその唇を貪る。
そして、自分の涎を指にしっかりと付け、嵩原のヒップをまさぐった。
締まったヒップの溝を辿ると行き着く、卑猥な孔。
嵩原とこんな関係になって、何度ここに自分のモノを、ぶち込んだか。
一つになる悦びに、男も女もない。
徐々に入り込む指先が、再び味わえる快楽に事を急がせる。
「あぁぁっ…………ぅ…あっ…んんっ!」
「痛いか?…………………痛かったら……」
「痛………ない……ぁあ………はぁ…んっ……気持ちええ…お前は……………いつも優しいやろ………」
「竜也……………………」
互いの瞳に映る、幼馴染みの姿。
酸いも甘いも知り尽くした仲。
自分の相手が、こいつで良かった。
繰り返すキスが、それを物語る。
ギシ…………………ギシ…………
「はぁっ…………京…………っ……も……欲し…………」
安道の指に突き上げられる嵩原は、揺れる身体を密着させる。
既に、ヒップには指が三本。
トロットロに垂れた蜜は、充分な緩みを教える。
今でも気持ち良さは最高だが、安道の下半身の良さは比べものにならない。
理屈じゃない。
身体がそこを欲しがった。
「竜也………………俺も、欲しい………………」
「あ、あぁ…………っ…京…………ぉ」
ヌプッと指先を抜けば、ドロッと手首まで濡れていた。
「エロ…………………お前の身体」
安道は、嵩原の乳首に吸い付き、ヒップを両手で鷲掴む。
「はあぁ………っ…………んっぁ…」
腹筋にぶつかる、嵩原のモノ。
自分の方へと掴んだヒップを寄せた勢いで、それはヌルッと割れ目を滑った。
その上、開かれた孔へは、自分のカチカチに固くなった先が上手い具合に先を挿れる。
「ぅ……わ……………あかん……………お前ン中、熱い」
「京こそ…………はっ……固過ぎて………ん…ぁ………ごっつ…………ぇえ………ひ……ぃあっ…あっん」
それから、一瞬で下半身は埋め尽くされた。
安道が、嵩原の腰を押さえ付け、あっという間に根元まで挿れてしまったのだ。
腹まで来そうな、安道の大きなそれは、僅かな振動でも全てに当たって擦れていく。
「あっ………ぁあ…ぁんっ!………京っ……きょ……」
嵩原は安道の首へ腕を回し、しがみつくように顔を肩へ埋めた。
それでも、腰は無意識に振っている。
ズブズブ、ズブズブ………………揺れる度に、自分の体重も相俟って奥を一杯にする感覚が、とびきりの高揚感で欲求を満たす。
「竜也…………っ…………よう顔見せや……………」
「はぁっ………ぃや………や…………っ…今………女々し…ぃ…………あっ……ん…んっぁ」
「女々しいんが、また可愛いやないか…………俺しか知らん顔なんや…………………それが見たい………」
「きょ……………あっ…ふぁ………っ…京……ぉっ」
自分のふせた顔へ手を当て、クイッと顎を上げる安道に、嵩原は喘ぐ姿を晒す。
天下の組長が、淫らに喘ぐ。
「最高………………………」
「っんん…………ぁ………や………」
自分しか見られないのが、至福。
安道は嵩原へ口付けをし、この一体感に幸せを感じた。
「…………………………やっぱ、今日泊まりやな。このまま拐って帰ったろ」
「は……ぁ…んっ…………もぉ……好きにせえ……スケベ」
「フン……………好きにするわ…………言われんでも♪」
組長、拐われる。
それから直ぐ、安道が足早に帰宅したのは言うまでもない。
当然、嵩原の手を握りしめ。
(すみません、私も本当に手探りでした(>_<)ただただ、申し訳ないです……)
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