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指を咥えて…後編(湊と大和/後編の後編)
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(皆様、いつもありがとうございます(*・ω・)*_ _)後編の後編の、後編です…(˘ω˘;)本編より先にこちらを上げまして申し訳ないです)
(エロ有りです)
「親父ぃ…………………」
父親に、父親をオカズにした自慰行為を見られる。
大和の親父愛も、ついに行く所まで行ったか。
反り上がる下半身と、トロトロに出来上がったヒップを晒し、見上げる目はモノ欲しげ。
もう待ち遠し過ぎて、崩れた身体で爪を噛む。
「めっちゃ………待ってたし…………」
早く来て…………………。
火照る顔で半開きにした口から放つ、甘え声。
「誰のガキな……………淫乱やの……………」
それを眺めるお父ちゃんがまた、意地悪。
薄ら笑みを浮かべ、ゆっくり煙草の煙を吐くのだ。
ネクタイを外したシャツから、たくましい肉体美をチラつかせ、ベッドの端から動こうとはしない。
「続き………………見せてくれたって、ええんやぞ」
ズルい攻め。
綺麗なだけじゃない。
このダークな所がたまらない。
ギシ………………………
「酷い………俺が、耐えられへんのわかってるやろ」
大和はその身体へすがりつき、父親の胸板に手を忍ばせた。
指先に伝わる筋肉の厚み。
自分とは正反対の締まった唇の魅惑的な艶。
そして、何より優しさの中から覗く鋭い瞳が、我が身をゾクゾクと震わせて、中毒のように溺れさす。
誰のものでもない。
これの全てが自分のものだと思うと、人は激しい独占欲と優越感に浸る。
「抱いてや…………………」
娼夫のように胸元へキスをし、自ら誘う堕ちた息子。
大好きな唇を塞ぐ煙草も、憎たらしい。
そこは、俺のもの。
大和は父親から煙草を取り上げ、サイドテーブルの灰皿へ素早く押し潰した。
「てめぇで慰めとった奴が、何言うとんな」
「親………………ぁ……」
ギラギラした眼差しと、唇を捉える父親の手。
ねっとり撫でる親指が、大和の口へ入り込み、舌の上を這ってくる。
「悪さする手は、お仕置きや………………」
「ふ………ぁ……は………なに……あ…っ」
悪さする手。
そう言う嵩原の表情が一瞬悪魔のように微笑むと、大和はすがりついていた腕を掴まれ、グイッと後ろへと回された。
しかも、握られた腕には、嵩原が外したばかりのネクタイが、手際よく巻かれてく。
腕が……………。
「お…………んっ……ぁ……んんっ」
大和が驚いて顔を上げれば、今度は口を塞いでいた手が唇へと変わる。
父親からの熱い口付け。
「はぁっ…………んぁ…ん」
何でも許せる。
こんな仕打ちも、触れ合う肌の柔らかさに、嬉しさが弾け飛ぶ。
「お前の身体を愛でるんは、俺だけや言うん忘れんなよ」
最高の支配。
愛されてる実感。
低い声で囁く唇が近付き、大和はやっとキスを貰った。
「っふ………ぁ…ん……はぁっ………ん…」
絡みつく舌に悦びが溢れる。
大好き。
欲しかったものが与えられた身体は、瞬時に燃えるような高揚感に包まれた。
ついさっきまで、自分の指で慰めていたヒップの奥も、父親の愛撫に苦しいほど疼き始める。
「湊もええ根性しとるわ……………この俺を前にして、動揺一つせえへんかったで」
「えっ…………は…んっ………みな……とが……っ」
「あいつは、高橋を超えるやろうな………………」
「ふぁ…………あ…た、高橋……を…ぁあっ」
ギシギ……………………
その上、自分の反応を楽しむような桜井の話題。
高橋を超える。
それへ大和が食い付いた瞬間、父親の手がネクタイの結び目を引っ張り、身体はくるりと返された。
ベッドにうつ伏せに寝かされる、大和の肉体。
中は、既にトロトロ。
父親の目がそこを見てるかと思うと、固くなった一物が余計に張ってくる。
「は……っん……親…………父……」
シーツに擦れるそれの痛いこと。
使えない腕の焦れったさと、父親欲しさに動く腰。
大和はなんとか膝を突き、懇願するようにヒップを持ち上げた。
「……………願い……ぁ……も……」
も…………………。
たが、嵩原の攻めは止まらない。
「バレへん思うたら、大間違いやぞ………………お前はホンマ、手が焼ける」
ジュブ………………ッ!
「はあぁっ!やぁ…………っ」
手が焼ける。
耳に届く艶やかな声色に、重なる快感。
大和の中を、嵩原の指が一気に2本もメリ込み、舌が自由の奪われた背中を滑っていく。
電気が走ったような刺激。
後ろから突き上げられる激しさに、大和は目に涙を浮かべた。
おかしくなる……………!
それだけで、白い糸がベッドを汚す。
まるで、麻薬。
耐え切れない身体は、アッサリ1発目を迎えてしまうのだ。
「よう覚えとけ…………………これは、俺の身体や」
悶える息子の淫らな様を撫で、微笑む情欲の深さにゾッとする。
時折見せる、化け物の片鱗。
美しいだけでは語り尽くせない、尖った刃に身が沈む。
嵩原は、大和の中から指を抜き取ると、繋がった腕を後ろへ引き寄せ、自分の腰を無理矢理捻じ挿れた。
グッリュ………ッ…………
「お………ゃ……あっ…あ………いゃ…ああっ!」
瞬く間に、熱くなる身体。
全身を火が噴くような熱に覆われ、大和は背筋を仰け反るように叫び声を上げた。
涎と涙が混じり合う、真っ白な世界。
何も考えられないほどに、身は父親の身体を受け入れる。
「ぁんっ……ふ……ぁ…あぁっ……親父ぃっ」
「ああ……………愛しとる…………」
「んっ…んん………俺……はぁ………っ」
俺も………………。
フラつく自分を抱き上げながら、後ろからキスをしてくる父親に狂う。
その間も、腰はぶつかり続けてる。
太く固いアレが、自分をこれでもかと虐める強引さに、大和は我を忘れて喘ぎ乱れた。
「乳首もモノ欲しげに立ってんな…………エロガキ」
「はぁんっ……ん…あっ……自分か……て…腰激し……エロオヤジ…ぃ」
「お前が可愛い過ぎて、俺をそうさせるんやろ……」
コリコリと乳首を弄られ、大和はたまらず身体をくねらせる。
でも、唇は離さない。
何度もキスをせがんでも、それに応えてくれる父親が大好き。
そうさせるんやろ………………。
そうさせる程愛されている事に、また幸せが増えた。
「手ぇ…………痛い……ぁ…ん………親父に…触れたなった……あ…ぁ」
互いの舌を舐める隙間から、漏れる愛らしさ。
「せやな……………俺も、お前をもっと抱きしめとうなったわ」
嵩原の目が、甘く綻んだのは言うまでもない。
ネクタイは、二人の間を結ぶように落ちていった。
「大和…………………」
「ぁあ…………んっぁ……あっ…」
ベッドに沈む身体が、より重なりを強める。
大和は父親の背中へ腕を絡め、愛を味わう。
とびきりの愛。
これに敵う者がいるなら、会ってみたいものだ。
「そう言や………………湊の奴、無事に帰ったんかな」
「湊…………………?」
「酒の勝負して、潰したったから」
「え…………………」
酒の勝負。
湊は知らない。
嵩原が、酒で人に負けた事がない事実を…………。
「………………………マジ」
ごめん、湊。
大和は、ただひたすら心の中で謝った。
いや、酒で終わっただけ奇跡かも……………。
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