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伊勢谷と花崎
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(リクエストです。最近LOVE薄かったんで、バカやってます……すみません)
花崎の密かな幸せ。
誰にも言えない(あ、嵩原は知っている)が、それは勿論自慢の恋人。
「………………伊勢谷さん、これ何ですか?」
伊勢谷さん、だ。
今日は、久々に二人共休み。
朝起きて、高橋が用意してくれたサラダとフレンチトーストを食べた花崎は、急いで着替え高橋家を後にした。
高橋は、いつものように大和の所。
食事中に大和から電話がかかってきて、話をする高橋はとても優しい顔をしていた。
高橋の目に映るのは、常に大和。
綺麗な笑顔の眩しい事。
それを見て、珍しく高橋とご飯を一緒に出来て喜んだが、大和には全く敵わないと痛感した。
だからか?
余計に、伊勢谷と早く会いたくなった。
子供みたいや………………。
自分でも呆れるが、甘えたいと思ってしまった。
「ああ、イチゴ狩りのチラシ……………昨日、帰り配ってたの無理矢理掴まされた。なんか、そのまま持って帰ってしもうたわ」
「イチゴ狩り………………」
伊勢谷の家に入り、一番に目についた、チラシ。
まさかの、『イチゴ狩り』。
花崎はそれを手にし、のどかなイチゴ畑を思い描く。
美青年・伊勢谷とイチゴ。
めちゃくちゃ、いい……………。
この美麗な唇へ触れる、真っ赤なイチゴ。
「イチ……………ゴ」
今、エロい妄想してるだろ。
そう言いたくなるような、花崎の伊勢谷を見る眼差し。
もう、赤い唇しか目に入りません。
「なんや?まさか、行きたいんか………イチゴ狩り」
普段、あまり笑顔を振り撒かない伊勢谷も、花崎にだけはトロリと甘い。
チラシを持ったまま自分を見る姿へ歩み寄り、微笑みながらハグ。
「俺には、お前の方がイチゴより甘い果実やけどなぁ………………」
ひっ。
「いっ……………伊勢谷さ……」
「俺の果実、食べてええ?」
伊勢谷の囁く声が耳元に響き、全身に電気が走る。
あかん。
身体が溶け過ぎて、死んじまう…………っ!!
「は………あ……ぁ……」
いや、既に溶けてる。
伊勢谷の腕に包まれ、顔から火を噴く純な奴。
食べてええ?
食べて下さいーーー!!
下半身は、早くもウズウズ。
ゆっくりと顔を上げて見える、惚れ惚れした景色。
花崎は高揚して潤んだ瞳を、惜しみ無く愛する人へと向けた。
「俺も………………欲しいです」
背中に腕を回せる、悦び。
自分のもの。
この人だけは、自分のものなんだ。
ずっと、離れたくない。
「ほな、今日はじっくり食べよう……………」
「ぁ…あ……………っん、ん」
重なる熱に、身体が火照る。
じっくり。
じっくり、愛し合おう…………………。
束の間の休日。
そう言えば、大和とお父ちゃんも行ったけな、イチゴ狩り……………。
(皆様、ちょっとしたイチャイチャ書いてしまいました。クサッと思いましたが、伊勢谷のキャラに身を任せ、貫いた次第です(汗)お付き合い下さり、ありがとうございました!本編も、落ち着きましたら、またLOVEな(解決しなくちゃ!)シーンへも入ります。いつも本当にありがとうございます!!)
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