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三部締めでいかせて下さい・・・
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(すみません、折角コメ頂いたので、そちらにお応えさせて下さい(汗)他の登場人物を待って下さる皆様、しばしご猶予を…………お願いします)
「おい…………………それ、前開きすぎちゃうか?」
とある、昼下がりのカフェテラス。
お父ちゃん、渋い顔で珈琲をすする。
「は………………?前開きすぎって、何。俺、男やで」
父親の指摘を突っぱね、大和はクリームソーダのアイスを頬張り、ご満悦。
これでも大和、酒も煙草もするが、甘党です。
本日、二人はやっとデートにありついた。
と言うより、嵩原がしてみたかった、大和とデート。
久し振りの、マジ恋愛だから。
ちょっとは、普通のカップル気分も味わいたい。
相変わらず、恋には純なんです、このお方。
なのに……………………。
「いや、前屈んだら胸元見えるやろ!」
家を出る時から、大和の格好に気が気でない。
だって、今日の大和、なんだかセクシー(あくまで、お父ちゃん目線です………あくまで)。
ローライズデニムに黒の七分ジャケットを着て、その下は、緩めのUネックTシャツ…………緩めの………。
緩すぎる!
ローライズでも、パンチラが気になるのに、Uネックが本当に緩すぎて、チラホラ鎖骨から下が見えてるしっ!!
他の奴に、見られるしィ……………っ!!
お父ちゃんは、真面目に苛ついてます。
「いや………………野郎の胸、誰が見んねん……………」
大和は、目の前でプリプリ怒る父親を見つめ、呆れ気味。
どんだけ、俺が好きやねん…………………笑えるわ。
ホントに、笑える。
大和から見れば、周りの女子は、ほとんど父親を見てるのに…………………本人は、全く気付いてない。
今年、しつこいが36歳。
世間的にはオヤジに入るのか?
でも、見た目は二十代。
多分、父親を見ている女子は、自分達を兄弟位にしか見てないだろう。
「そう言う問題違うし!俺が嫌なんや」
「あー、はいはい…………………このアイス美味っ」
「大和………………っ」
イケてる親父が怒れる姿を尻目に、大和はクリームソーダを完食。
最後に、唇に付いたアイスを指で拭うと、ソレを舌でちゅぱっと舐めり取る。
ちゅぱ。
「や……………………」
やらしい………………っ!!
嵩原は口を手で覆い、顔を赤くする。
「おま…………………おほょいひゃんは………○☆#△★◎◇●………………っ!!」
「何言うてんのか、わからん。普通に喋れ」
「だからっ………………お父ちゃんは、お前をそないなふしだらな子に育てた覚えはない……………っ」
「………………………ふしだらって………………ヤクザになってる時点で、それ飛び越えてへん?も……………いちいちが笑えるから、ちょっと大人しゅうせえよ」
俺は、箱入り息子か………………!
面倒くさいから、胸の中だけで突っ込む。
「それより、この後どうする?…………………映画、とか……………………ショッピング?」
デートって、改められると難しいな。
お互い、一般的な生活はしていない。
出掛けると言えば、組員と呑み歩くか、他所とのいざこざ……………どう考えても、デートからは程遠い。
大和は、少しふて腐れ気味の父親へ目をやり、問いかけた。
「え…………………?どうするって…………………」
そんな風に話を振られて前を向けば、どうしても目につく、大和の胸元。
大和の奴、乳首弱いよな……………………。
誰かが、その乳首見たら…………………そして、誰かがその乳首に触れたら…………………そしてそして、誰かがその乳首に吸……………………。
バンッ………………………!!
「あかーんっ!!そんなん耐えられへん!」
「…………………………は」
お父ちゃん、妄想が暴走す。
テーブルを叩いて、思わず立ち上がる。
キョトンとする大和と、周りのざわつき。
あ………………………。
「コホン…………………せなや……………ショッピングでええんちゃう?新しい服……………直ぐ買うたるから、さっさとソレ着替え」
一応冷静さを取り戻し、結局服にケチつける。
「なに……………………そないに、そそる?俺の胸」
大和は立っている父親を見上げ、わざとらしく緩い襟首を引っ張り、胸元を見せつけた。
「やっ……………………」
「俺…………………親父に触られたら、それだけでアソコが疼く……………………」
しかも、わざと囁くように意地悪な言葉をプラス。
そんな事言われたら、男は余計に意識します。
我が子を見下ろす嵩原の視界にチラつく、立ってる大和の乳首と、アイスで濡れたエロい唇。
「…………………………大和」
嵩原は、軽く唇を噛み、頬を赤く染めた。
滅茶苦茶、欲しくなるやん…………………!
胸が、既にドキドキしちゃってる。
「アホ………………………オヤジ、いじめんな」
いまだ、えっち禁止令解かれず。
大和から手は出せても、お父ちゃん、出す事許されてません。
身体の火照りが、拷問のよう。
「いじめとうなんねん………………親父、可愛いから」
大和は、戸惑う父親へ舌を覗かせ、上目使いにこれでもかと挑発する。
自分の親父が、可愛い。
人の事言えんわ……………俺も、どんだけ好きやねん。
「あのな………………っ………」
でも、ヤられた方は、たまらない。
限界です。
お父ちゃん、何かがプッツン切れました。
テーブルに片手をつき、身を屈めると、空いた手を大和の胸ぐらに伸ばしてグイッと引き寄せた。
「えっ………………親…………………っ」
ザワッ………………………
「きゃぁ……………………」
一斉に、テラスが女子の悲鳴で、埋め尽くされる。
「服なんかええわ………………俺が脱がしたるから」
「んっ…………………親…………父………っ」
有無も言わさぬ、父親の口付け。
大和の挑発に、きっちり乗らせてもらいました。
「待っ………て……………っん………皆………見て………ぁ」
「お前が誘ったんやろ……………………逃がさへん………」
「っんんぁ……………や………ぁ…………はっぁ」
たまらず自分の服を握りしめる大和の手を取り、嵩原は強引に舌をねじ込ませると、トロトロに唇を絡ませた。
「俺に抱かれたいって言いや………………そしたら、離したるわ…………………」
「親………………っ……はぁ」
とろけるような、キス。
腰が震えて、大和は父親にすがり付く。
一気に下半身が、飢えを訴えてジンジン疼き出し、大和の目は、とろんと父親を見据えて離れない。
「……………ったから…………は…んっ………わかった………から…………………願いや……………早よ…………抱いて……」
僅かに離れた唇から息を漏らし、大和はやっとの事でそれを言う。
「上出来や……………ほな、とびきりのホテル行こう。ここいらで、いっちゃん高いスイート取ったる」
嵩原はそう言うと、優しく大和を抱きしめた。
女子達が、ぽぉーっとする様な、熱く優しい優しい抱擁で。
「大和………………………大好き……………」
「……………………親父…………………」
最後は、やっぱりこうなる。
お父ちゃんの愛は、周りをも巻き込む…………………。
ただのお騒がせな人?
はたまた、愛される人か…………………?
(皆様、お付き合いただき、本当にありがとうございました(汗)いまだ自信のない私…………………毎回、UPもドキドキで(>_<)自分でも、いいのか悪いのか、ワケわからなくなってきました………………ごめんなさい(T.T)翼様、コメありがとうございました。inベッドまで辿り着けませんでしたが、大丈夫でしょうか?皆様には、読んで下さったり、ポチ下さったり、コメ下さったり、本当に感謝しています。リクには、人物のイメージを壊さない内容でお応えさせていただいてます。皆様、本当にありがとうございます)
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