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もしも・・・②(パロです)
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(最早、シリーズのよう(汗)。すみません、リクお応え。この度は、『もしも、高橋と大和が付き合ったなら』いただきましたm(__)m文句なしに、強く結ばれた二人なので、想像つかれると思います。注)エロいです。前回に引き続き、宜しければお付き合いいただけましたら、光栄です)
全てを、若の為に。
高橋の人生は、それのみ。
「若…………………ここ、間違えとります」
関東を拠点に任された、大和。
そんな大和の仕事は、関東に展開した不動産業や金貸し業にも及ぶ。
高橋は、それに関わる書類のミスを、大和へ指摘する。
「あ、すまん……………………え………と……」
大和は差し出された書類を手に取り、マジマジと目を通す。
「あきませんね………………こないな単純なミスを犯すようでは……………もう少し、気ィ引き締めて下さい」
朝食を済ませたばかりで、食卓に座ったままの大和を見下ろし、高橋はピシャリと一言。
まだまだ不馴れな関東を、拠点。
大和の若頭としての力が試されている時に、大和の未熟さを露にはしたくない。
高橋は、竜童会若頭の像を壊さないよう、細部まで目を光らせる。
「………………………はい」
ばつが悪そうに、頭を下げる大和を、高橋は目を細め見つめる。
高橋の幸せな瞬間。
大和と二人きり、未来に向けて少しずつ積み重ねていく一歩を、実感出来る。
そんな、瞬間。
「上出来です…………………若、最近また字がお綺麗にならはりましたね。上に立てば、人の目に触れる書類も増えてきます。文字一つで、相手に与えるイメージは変わりますさかい、良ろしい事です」
徹底した、高橋の教育。
完璧な組長として、嵩原も字は達筆である。
目指す所がそこである以上、高橋は大和を嵩原レベルまで引き上げようと尽力を怠らない。
「ホンマ?やった♪………………お前に褒められたら、なんやテンション上がるわ」
2年で、若頭。
それを成し遂げた裏に、厳しい高橋の教え。
たまの褒め言葉が、大和の原動力となる。
「はい…………………若、頑張りましょ」
そう言うと、高橋は大和の唇へ指先を伸ばし、顔を近付ける。
「た…………………高橋…………………」
唇に触れる高橋の指先が、ゆっくりと横へ滑ると、大和の口を開かせた。
ドックン………………………。
自分の舌を撫でる高橋の指に、大和の心臓が大きく波打つ。
「素直な若に、ご褒美差し上げます」
「ぁ………んっ……………高………っ」
ご褒美。
それは、熱く、いやらしい感触。
高橋の指先で開かれた大和の口へ、高橋の舌が一気に入り込む。
「んぁ……は…………あ……」
二人だけの至福の時。
誰にも邪魔の出来ない、主従関係。
食卓に座る大和を見下ろし、片手をテーブルに突いた高橋は、身を屈め大和の唇を独占する。
「若……………………愛しております」
私の………………私だけの…………………。
たっぷり蜜を絡ませ、求め合う舌。
「高…………………橋……ぃ……………あ…んっ……も…………我慢出来……………ひんっ」
練っとりと口の中を愛撫され、大和の身体は瞬く間に火照り出す。
「我慢………………では、どうして欲しいんです?若のして欲しい事、何でも致します」
微笑む高橋の綺麗な顔と、相反するエロい舌の動き。
何でも。
それだけで、とろけそうになる。
「…………………はぁ…………高橋………ん…ぁ………して………してや…………………あ……抱いて………や」
「………………………はい、承知しました」
自分の身体にすがるように抱きつく大和を、高橋の腕が返事と共に包み上げる。
ガタンッ……………………………
大和の座っていた椅子が倒れ、大和は高橋に拐われる。
「高橋…………………っ……」
「…………………私から、離れんといて下さい。お部屋へ、お連れ致しますから」
高橋の優しい関西弁が、身体に心地好く染みていく。
離れようにも、離れられない。
何においてもパーフェクトな男の、無償の愛。
それを捨てられる奴がいたら、それはとてつもなく愚かに見える。
ギシ……………………………
大和の部屋に響く、ベッドの軋む音。
ソファには、さっきまで着ていた二人の衣類が掛かっている。
「あ………はぁ……………橋ぃ…んぁあ………あっ」
カーテン越しの柔らかな日差しを浴び、大和は愛しい右腕を呼ぶ。
重なり合う、肉体。
そのどちらにも、背中へは立派な刺青が光を放つ。
お互い、ヤクザ。
そして、使う者と使われる者。
あってはならない関係が、二人をより熱くする。
「若…………………おります、ここに」
自分の方へ伸びる手を掴み、高橋は仰向けになって悶える主の顔を覗き込む。
下半身は、既に高橋のモノを根元まで飲み込んで、揺れる身体は、絶頂を迎えてる。
「高橋……っ…………また………イってまう……あ…ぁんっ……………イク…………はぁっああっ」
大和は高橋の首に腕を回し、ガクガク震える腰を反り返す。
もう、気持ち良すぎて、何度目かすら考えられなくなる、高橋との濃厚な時間。
「…………………橋ぃ………………高橋ぃぃ…………っ」
「はい…………………若…………………私に、身をお任せ下さい。もっと……………もっと、気持ち良うして差し上げます」
自分に抱き付く大和の腰を上げ、高橋はより深くを突きにいく。
「ひゃ……あ……ああっ…………凄……ぃ…………奥……当た…………………って………やぁあっ」
ジュボジュボ…………と、高橋の下半身が、淫らに孔を攻め立てる。
「も………………あか…………んっ…………腰、砕けてまうっ……………高橋……………ぃ」
続けざまな攻めに、大和の目からはポロポロと涙が溢れ出る。
「若…………っ……………申し訳ありません…………………やり過ぎましたね」
大和の潤む瞳にキスをし、高橋は優しく身体を支えにいった。
愛し過ぎるがゆえ、尽くし過ぎる。
高橋の愛は、大和がいいと言うまで続くのだ。
「はぁ…………………はぁ……………高…………橋」
「………………………はい」
全身を荒い呼吸で揺らす大和を抱きしめ、高橋の目は主を捉える。
「俺も………………はぁ………………俺も、好きや……………」
「若……………………………勿体のう、お言葉です」
見つめ合った二人は、またどちらともなく唇を重ねる。
主人と、従者。
終わる事のない関係。
それは、これからも二人を強く結ぶ。
「全ては、若の為に……………………」
互いの指を絡ませ、再び求め合いながら。
(皆様、いつもありがとうございます。エロい高橋……イメージ崩された方、すみません(汗)大和と付き合ったら、こんな感じかな………で仕上げました。春様、瑞葉様、こうなりましたf(^^;読んで下さいまして、ありがとうございました)
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