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もしも・・・⑧(パロです)
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(前回は、久々の更新にお付き合い下さり、本当にありがとうございました!今回は、リクエストいただきましたので、そちらを書かせていただきました)
高橋×大和です。(今度こそエロ有りで……)
しみじみ思います。
高橋って、攻めも受けもイケるよなと…(バカです)
「若…………………そろそろ、お時間です」
爽やかな日差しが降り注ぐ、月曜日の朝。
マンションの外では、早くも通勤や通学に急ぐ人々の姿が明るい道を行き交う。
「ん………んぅ……………も、朝…………か…」
時刻は、午前7時。
大和は、心地好い声に揺らされながら、いまだ眠い目を枕へと埋めた。
昨日、支部で上半期の成果を祝う宴会があった。
言わずと知れた、竜童会の宴会は無礼講。
呑めや歌えやのドンチャン騒ぎで、大和も自宅に帰って来たのは、午前3時。
起きれる訳がない。
身体が重くて、なんだか頭が痛い…………気がする。
「高橋ぃ………………」
「……………………はい」
「きょ………………休む」
「あきません……………飲み会行ったから休みますやなんて、甘えてます」
ちょっとした甘えも、この男にかかれば一刀両断。
心地好い声の主・高橋は、その素敵な声とは裏腹に、殊の外厳しい。
「………………………ケチ」
「どうとでも仰って下さい」
枕からチロリと片目だけを覗かせ、大和は少しブーたれる。
「高橋のアホ………………」
「はい、アホで結構です」
嘘。
アホなんて、本当は思ってもいなくて……………。
「………………………起こしてや」
「クス…………………はい」
好きで好きで、たまらない。
「私の方へ手を………………」
そう言って微笑む高橋に、大和の頬はわかりやすい程赤く染まる。
「ごめ…………………アホやない」
「ええ……………………」
高橋を求める手に絡み付く、長い指。
ギシッとしなるマットの音に、胸が高鳴る。
「高………………橋…………」
「愛してます…………………若…………」
優しい目覚め。
高橋に抱きしめられ、大和は身を起こす。
愛してます。
とろけるような囁きが、ゾクッと全身を震わせた。
「ズルい…………………それ……………キスしとうなる」
「しとうなるように、言いました」
「え……………………」
ゴク。
口の中の唾液が、一気に喉を通ってく。
しとうなるように?
じゃあ、してくれるの?
脳が、もう高橋のキスで犯される。
「学校………………遅れてしまいます」
「高……………………っ」
意地悪!
大和は、思わず高橋の服にしがみ付き、潤んだ瞳で愛しい姿を見上げた。
どんだけなんだ。
高橋に、ベタ惚れ。
キス一つで、モチベーションが左右されてる。
「…………………申し訳ありません、冗談が過ぎました。若が可愛ゆうて、つい………………」
つい、愛を試したくなる。
試して、改めて感じる幸せ。
「酷いわ………………」
「すみません……………」
自分へすがる大和の真っ直ぐな、恋。
それが、自分に向いていると言う事実。
嬉しくて、身体中が恋しさに反応する。
大和に頭を下げ、高橋はゆっくりと抱きしめた腕に力を入れた。
「好きです、若…………………ホンマはこのまま、私の腕の中で独り占めしとうあります」
「あ………………ん…………た……か…」
大和の首筋を撫でる、高橋の熱い唇。
「1限目だけ、遅刻しましょうか…………」
「っん…………ぁ…………遅刻………するっ…あ」
「はぁ………………若……」
露になる肉体の美しさに、ハッと息を飲む。
まだ10代の瑞々しい肌。
何度見ても、目を奪われる。
これが自分のものである優越感。
大和が着ていたTシャツを捲り上げ、高橋は躊躇う事なく、膨らみだした乳首に吸い付いた。
「ひゃっ…………はっ…ぁあ」
揺れるマットと反り返る腰が、その気持ち良さを教える。
近くにあった枕を掴み、大和は高橋の愛撫に悦びを味わう。
「乳首、相変わらず弱いですね………………ここも、直ぐに反応しとるやないですか」
しかも、高橋は大和の胸をしゃぶりながら、片手を下半身へと伸ばし、スウェットの中をまさぐり始めた。
盛り上がった下着を捉える、人肌の温もり。
高橋は、その先をグリグリと指先で押し付け、少しだけだった下着の染みを、どんどん広げていった。
「ぁう……………ふぁあっ…あか………んっ………そこ、気持ち……………ぇえっ」
下着の生地と自分のモノが擦れる快感。
浮いた腰をくねらせる大和は、あまりの気持ち良さに、開いた足をシーツに突っぱね身悶える。
「もっと……………気持ちようして差し上げます」
「はっ………………ぁん……っ……高…っ」
瞬間、身体を包むような生温かさが、大和の下半身を襲った。
ジュル……………………
高橋の口から垂れる、たっぷりの蜜。
大和の下腹部へ顔を近付けた高橋は、固く反り上がった男根をパックリと咥え込んだのだった。
「ぅうっ………あぁ……っ!ぃい…………っ」
端整な顔立ちの男が、男のナニをしゃぶる様。
太股の辺りまで下着をズラされた大和は、自分の眼下を遮るそれに、より興奮を覚えた。
「ぁあ………………もう熱い………………若、ちょっと早ようないですか?」
「そっ…………そないな事言う……あっ…ても……んん……この姿、反則や…………はぅっ……てっ」
唇をドロドロに光らせ、舌を這わす高橋を見れば、誰だってあっという間にイッてしまう。
我慢しろと言う方が、無理だ。
イキたい。
津波のように迫る絶頂感に、大和はなんとか届いた高橋の手を思い切り握りしめた。
「あっ………は……………イキそ………っんぁ……お前見とったら……あぁ…………イッてまう…っ」
「ほな…………………どうしたいんです?」
この期に及んで、高橋は少し意地悪にエロい唇を緩めて来る。
駄目だ。
どうしようもなく、挿れて欲しい。
「解さんでええから……………俺ン中、お前でいっぱいにしたぃ…………」
「………………………大丈夫ですか?」
大和の男根から流れるように糸を垂らし、高橋はシャツの釦を外しにかかる。
隙間から覗く、見惚れるような筋肉。
それを見て、大和のヒップはキュウッと無意識に浮き上がった。
「待てへん…………挿れてっ………高橋ぃ……っ」
「若……………………」
「は………………ぅんっ………は…ぅっんふ」
重なり合う、唇。
高橋は手早く大和の下着を脱がせ、自分の腰を擦り寄せた。
高橋も、限界だった。
大和の愛らしい寝顔を見た時から、身体は十分に火照っていた。
「痛かったら、直ぐ言うて下さい」
「痛とうなんかない……………はぁ……んっ……何回もお前を受け入れとんや……あっ………は………身体は、お前に染まってる……………っ」
「……………若……………っ」
毎日、毎日募る愛しさ。
全てを、若に。
高橋の1日は、愛に溢れて始まりを迎える。
「高橋…………………好きや……………っ」
そしてそれは、大和も同じ事。
高橋の愛に包まれ、1日が始まる。
結局、この日は3限目からの登校となった。
ちなみに、4限目の体育は見学しました。
(たまの高橋へ、ご褒美お許し下さい)
(皆様、ありがとうございました!や、ややエロでしたでしょうか(--;)今回は、AOI 様よりリクエストいただきました。お応えになれてたら良いのですが…(汗)本当にありがとうございました!まさか、またリクエストを頂いたりするとは思わなかったので、嬉しかったです。感謝致します!)
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