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モフモフの日常(伊勢谷×花崎)
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(リクエストです。今回は今までとは一風変わった、モフモフ視点ですが、普通にエロ有りです…)
ボクには、自慢のご主人様がいる。
ペットショップで売れ残り、誰にも相手にさえされなかったボクを、唯一引き取ってくれたご主人様。
超絶美形の男前。
数々の客を見てきたが、ご主人様ほどの美人をボクは見た事ない。
だがしかし、そんな大切なご主人様に恋人が出来てしまった。
そう、恋人……………。
ギシ……………………ギ…
「あっ………あぁ…………んっ…や………」
「花崎…………………好きや……………」
「は…ぁぁっ……伊勢谷さ………」
深夜の部屋に広がる、悩ましい嬌声。
遅くまで組の事に追われる二人が逢引き出来る時間は、せいぜい真夜中くらい。
シーツを握りしめ、腰を浮かす花崎を、伊勢谷が後から包み込むように突き上げる。
つい1時間前、伊勢谷のマンションに着いた二人は、玄関先から既にキスの嵐。
5日ぶり。
互いに支部の仕事と大和の護衛で多忙を極め、やっとこの時を迎えた。
「もう、お前の中トロトロやな……………」
「だっ…………だって…あっ……ん……伊勢谷さんが…凄くて……んんっ」
口から垂れる涎も、止まらない喘ぎも、乱れる身体の激しさに打ち消される。
相性は、言うまでもない。
「伊…………あ……ぁ……っ」
気持ち良くて、おかしくなる。
振り返る花崎の視界を、愛する人が埋める。
見とれるような美しい顔と、引き締まった肉体。
そして、その顔が自分の中に快感を覚えながら眉間にシワを寄せる、淫らな様。
美人でセクシー。
伊勢谷の美しさに敵う者なんていない!
赤みを増す唇が半開きになり、そこから漏れる息も食べちゃいたい。
伊勢谷の表情だけで、花崎の一物はギンッと一回りは膨らんだ。
いまだに思う。
本当にこの人は、自分の恋人なのか……………?
「花崎っ……………こっち向いて…………」
「え………あっ………ふ…んっ…………ひゃっ」
四つん這いになった自分の腕を、グイッと強引に引き上げる伊勢谷に、花崎は涙を零す。
一気に持ち上げられた腰は、伊勢谷のアレをより深く飲み込んだ。
あっという間に、関所は崩壊。
割れた腹筋の溝を、白濁した液体が流れてく。
「あかん……………もっと顔見たい……………俺だけ見て、花崎」
「あん………んっ…伊勢………谷さ……ぁ…ああっ」
一瞬でイッた身体を抱き、伊勢谷は花崎を向き合うように自分の腰に乗せた。
「やっ………イッたばかり………深ぃっ…ぁんん…っ」
「なんぼでもイカしたる……………お前は、俺のものや……………誰にも渡さんからな」
やっと見つけたパートナーへの途絶えない感情。
抱えきれない想いが、これでもかと注がれる。
「あぁぁっ…………伊勢谷さぁ……んっ」
ギシ…………ギシギ……………
愛し合える悦び。
波の様に揺れるベッドの軋みが、互いの腰をいい具合に上下に擦り、リズミカルな振動を身体に刻む。
抜け出せない絶頂感。
花崎は伊勢谷にしがみつき、絶え間ない快楽に身を任せた。
それがまた、伊勢谷の心に火を点ける。
「たまらん……………可愛い過ぎや、お前」
「もぉ………ぁ…あ………んぁっ」
可愛い。
何度言ってきたかわからない。
だけど、誰も目に入らない位可愛いのだから仕方がない。
花崎にゾッコン。
ポロポロ流れる花崎の涙を舐め、伊勢谷は大事そうに唇を重ねた。
「愛してる…………花崎…………」
「んっ………ん…………お…………俺も……あっ……ぁ」
今宵、幾度目かの絶頂。
愛でても愛でても、愛で足りない。
20代の若い肉体は、久々の夜を朝まで楽しんだ。
ただ1匹、そこへお尻を向けているモフモフの存在に気付く事なく…………。
自分だけのご主人様が、自分だけでなくなった。
ご主人様のバカ………………。
翌朝、伊勢谷や花崎の呼びかけに、モフモフが無反応を貫いたのは言うまでもない。
気の毒なのは、寝室にゲージがある事。
モフモフの受難はこれからも繰り返される。
(皆様、ありがとうございました!本編がシビアな話だったせいか、立て続けにエロさを入れてしまいました……すみません┏○))ペコリ。色んな恋が入り乱れる恋男で、久々に出来たカップル…大切にしてやりたいです(希望))
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