アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ええ、やっぱり・・
-
(想像してしまいました……もしも・・③を、お父ちゃんが見たらって……………すみません。宜しければ、もう少しお付き合い下さいませ(汗))
「何じゃこりゃァァァァ…………っ!!」
て、なりますよね………………当然。
ドンドンドンッ………………ドンドンッ!
「上地ぃぃ………………っ!!」
お父ちゃん、上地のホテルへ押し掛ける。
当たり前だが、上地には全く関係ないパロディなのに、ホテルのドアを連打し、お父ちゃんは廊下で叫び声を上げる。
………………………全くもって、迷惑な客である。
ガチャ……………………………
「………………………嵩原、うっさい。周りに迷惑やぞ」
ただ今、朝7時。
上地は眠そうな顔でドアを開け、嵩原を軽くたしなめる。
軽く。
相変わらず、上地は嵩原にだけは、優しい。
「いや、だって上地………………こ、これっ」
「もうええ、とりあえず中入れ」
「ぉわぁ…………………っ」
スマホをかざす嵩原の腕を掴み、部屋に引きずり込む。
昨日は、片山ら組員達と呑んでいた、上地。
寝たのは、午前様。
いつものビシッとキメた姿とは違い、寝ていた上地は、スウェットパンツに上半身裸。
背中には獅子の立派な刺青をさらし、眠い目を擦る。
毎度の事ながら、これがお父ちゃん以外なら、確実に殺されている……………………。
「……………………で?スマホが何やて?」
上地は部屋へ入り、ベッドに腰を下ろすと、連れ込んだ嵩原を見上げた。
でも、その手はまだ、嵩原の腕を掴んだまま。
掴んだまま……………………上地LOVE、恐るべし。
「このサイトやっ……………この前見付けてから、変な話ばっか載せとるさかい、たまにチェックしてたらな……………っ、今度はこないなんが載っとってん!」
そして、お父ちゃんも腕を掴まれたまま、話を続ける。
慣れとは、スゴい。
上地のLOVEアピールが強すぎて、お父ちゃんもソレに慣れてきている。
しかも、本人は気付いていない。
………………………お父ちゃん……………………。
「あ?…………………何や、これ」
興味はないが(嵩原以外)、目の前で嵩原が興奮しているので、上地は一応目を通す(ただ、いまだ頭は半分寝ている)。
上地×大和……………禁断愛表示中。
「へぇ…………………成る程ね…………………」
上地、嵩原の為に精一杯の表現。
『成る程ね』
……………………はい、これでも精一杯。
「な、成る程ねってぇ!お前っ……………酷い話やと思わへんかっ!?」
「ああ……………………お前にとってはな」
ただ、焦る嵩原が可愛いので、話は聞く…………フリ。
返事はしていても、ほぼ右から左へ流れ出る。
「ふぁ………………………眠み」
上地は、騒ぐ嵩原を尻目にあくびをすると、掴んでいた腕を引っ張り、愛しい身体を抱き寄せた。
「ちょっ………………上………っ…」
「ええから、お前も横になれ………………俺、寝るわ」
バフッ…………………………
「わぁああ………………っ」
たくましい上地の腕に包まれ、お父ちゃん、一緒にベッドIN。
「……………………嵩原、お前シャワー浴びたんか?ええ匂いやな…………………」
「俺は、朝も必ずシャワーすんねんっ!ってか、離せ………………お前とベッドなんか入らへんてっ!」
「あーはいはい。わかったから、少しじっとしとれや………………抱きにくい」
腕の中でもがく嵩原をより引き寄せ、上地は目を閉じて顔を首筋へ埋める。
お父ちゃんの扱い、手馴れてます。
「おいぃぃっ!!も…………上地ぃ」
「嵩原、可愛いな…………………毎朝、俺を起こしに来いや。小遣い弾んだるから」
上地の小遣い……………………いくらだろう。
ヤクザの大親分、金がモノを言う。
「弾んでいるかぁっ!!俺かて、金持っとるわ!」
確かに。
規模は上地の上をいく。
「…………………て、聞いとるか?上地………………っ」
「ん…………………聞いとる聞いとる………………ふぁぁ」
明らかに、聞いてないよね?
それでも上地の腕は、嵩原を強く抱きしめたまま、微動だにしない。
朝っぱらから、お父ちゃんが会いに来た。
それだけで、いい夢見れそう。
離すなんて、勿体ない。
「もう、ええ…………俺、帰るっ!!上地、マジ離せ」
「…………………………………」
シ……………………………ン。
「………………………え、上地?おい………………おーいっ!上地ぃぃ!!」
これから約1時間、お父ちゃん、抱き枕になる。
恋男パロ、上地にかかれば、『成る程ね』。
お父ちゃんへの愛強し。
(皆様、いつもありがとうございます。こんなお父ちゃんですが、そろそろ本編では『大人』やります(--;)……………すみません、子供っぽいお父ちゃんも、私は好きです………(汗)ありがとうございました)
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
60 / 241