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ご褒美(後編)
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(エロ有りです)
譲れない、気持ち。
この人だけ。
そう決めたから、欲しいのだ。
「あっ……………ん……親父…………ぃっ」
アロマキャンドルの火が、リビングを優しいオレンジ色に包む空間。
大和はソファへ手を突き、身体を揺らしていた。
「こないに腰振って………………まだ、指だけやで」
背後から響く、大好きな声色。
ソファへ突いた手を上から握られ、大和はその声に身を震わす。
「ぁあ………だ…………だって………はぁっ………身体が……勝手………………にっ」
そう、勝手に揺れる。
ラグに膝をつき、ソファに顔を埋める大和の腰は、既に父親の指を2、3本飲み込み、まだ欲しいと言わんばかりに後ろへ突き出す。
「ぁん…………ぃ………………い…ぃ……ぁ…あっ、あっ」
耳につく、グチョグチョと言ういらやしい音。
父親の、下半身を突き上げる指をトロットロに濡らしながら、股の間からは淫乱な蜜がラグを汚している。
「キレイにしとかな…………………高橋に叱られんな」
嵩原は、ラグに広がる大和の痕跡を見つめ、僅かに笑みを溢すと、大和の背中へゆっくりと片手を滑らせ、少しずつ前へと回り込ませた。
「はぁあ…………あ……………っ」
ビクンッと反り返る、大和。
「…………………コリコリしてるわ…………可愛い乳首や」
「親………………っ………」
腰の揺れと一緒に、前後へ振り子の様に激しく振れる大和の半身。
また、イカされる。
それが頭を過るだけで、ラグとの間を、白い糸が大和を繋ぐ。
「あっ………そこ…………あぁ…………無理……っん…ん」
大和は自らの拳を口へ持って行き、指を加えながら喘いだ。
弱い乳首を指先で摘まみ上げられ、やんわり撫でられたかと思うと、父親の手が一気に下半身を突いてくる、たまらない快感。
そして、エロい舌が耳を舐め、締まった形の良い唇が耳朶を甘噛みする、感覚。
その感覚が、耳から脳へ淫らな音を伝え、大和を脳から卑猥な気分に堕とすのだ。
ギ………………………ギッ………
「あ…っ………ぁ……はぁ……も…………挿れて……挿れ………て…………や………あっ…ん」
外国製の重いソファが、大和の揺れで軋む。
大和はその厚手の牛革を必死に掴み、涙を流した。
熱い、父親のアレが欲しい。
固く、太く、自分の孔をキツキツに埋める、あの激しい男根が。
指だけでも充分イカされるが、アレを一度でも味わうと、身体はとてもじゃないが忘れられない。
「ん…………………どうしたろうか…………………高橋の匂いを付けた罰や……………………挿れてやらん手もあるで」
腰を小刻みに震わせ、今にもイキそうになっている大和の後ろ姿へ目を落とし、嵩原は意地悪っぽく笑って見せる。
この腰つきを見たら、誰だって挿れたくなる。
立派な刺青を汗でじっとり湿らせ、足をガクガク言わせている、受け身を覚えた身体。
エロ過ぎて、益々手離せない。
何より、これに自分以外の男が触れたかと思うと、例え高橋でも腸が煮えくり返る思いだ。
「も………………ぉ…………親父………ぁ…あっ」
父親の意地悪さに、息子は屈服する。
震える身体を捩らせ、愛する父親を見上げながら、大和は懸命に手を伸ばした。
「大和……………………」
父親のベルトへ手をかけ、息子は麻薬にでもかかったようにその下半身を探る。
「何でも……………する……しっ…………親父が、欲しゅうて…………たまらんもん…………………っ」
耐えられない。
ヒップの窪みが、ヒクヒクと涎を垂らしてる。
ピチャ………………………はむっ………
「っん…………………やま………っ」
「は……ぁ………………おぃひ…………ぃ」
四つん這いになって、父親の下半身を貪る、17歳の子供。
なんと罪な姿か。
たっぷり蜜を含ませ、大和は耐えきれずそれにしゃぶりついた。
「アホ………………んっ………あ…………」
「アホでもええ……っ………これが……好き……はぁ……」
思わず漏れる父親の吐息を聞きながら、大和の唇は固くなっていく男根に喉を潤す。
微かに苦味を感じる口の中。
大好きな父親が、自分に反応している事に、心が満たされる。
「…………………ったく…………………口、止めなよ」
自分の下半身へ顔を沈める、我が子の健気さに胸がキュンとする。
嵩原は自分の腕を張り、大和の下半身へグッと再び指を押し込んだ。
ジュププ…………プ……………
「え…………ひ…ぁあっ……んっ………ぁやっ」
唇をドロドロに光らせた大和は、下半身を攻め立てる衝撃に、父親のモノが喉の奥を突く。
苦さと息苦しさが口に広がり、咄嗟に大和は口を離した。
「ゲホッ……………ゲホッ…………もっ………酷い」
むせ返るように咳き込み、目からは涙が滲む。
もう、口も目も、下半身までも………………父親の良いように、流れ出るものは全て出さされてしまったみたいに、ベタベタである。
「すまん…………………やり過ぎた……………」
涙目の大和を抱き寄せ、嵩原は直ぐ様その唇を優しく塞いだ。
「っん……………んぁ…………親……………父ぃ」
優しい口付け。
許してしまう。
これだけで、許せてしまう。
本当に、ズルい位に支配される。
熱い舌が絡み合う隙間から、やっと呼吸をする。
「大和……………好きや………………誰にも触らせん……」
「はぁ……………あ………んっ」
父親の言葉と優しい口付けに、全身が燃えるよう。
大和はそれを離さまいと、すがるように腕を父親の首筋へ絡めた。
誰にも。
そんなの……………嬉し過ぎて、溶けてまう……………。
「一生…………………俺以外見んなよ………………」
「見とうても……ぁ………んっ………見られへん………はぁ………親父しか………………見えへんから……ぁん」
たくましい身体に抱きしめられ、大和は愛しい人を一生懸命瞳に映す。
結び合えた想いは、溢れるばかりに、こんなにも世界を占領する。
「…………………………ええ子や………………大和」
嵩原は、しがみつく大和の腰を掴むと、自分の下半身に跨がせた。
「親……………………」
ゾワッとくる緊張に、大和は父親を見つめ直した。
まだ、いっぱい愛される。
そう思うと、身体中が昂った。
「力抜き……………………」
父親の囁きが耳に届いた時には、下半身は父親の上へと落ちていた。
ズブ………ズブブ………………
「ああっ………やっ……はぁ…あ、ぁあっ」
何度も指を飲み込んだヒップは、容易くそれを受け入れる。
大和は背筋を伸ばし、天井へ向けて声を張り上げた。
身体を突き抜ける、快楽。
掴まれた腰が、ほんの少し動くだけで、中がいい所を擦って気持ち良い。
相性がいいって、すぐわかる。
「ぁん…………いい……気持ち………ぃ……あっ…あんっ」
自然と、声が出て止まらない。
父親の腰の上で揺さぶられながら、大和は目一杯身体に抱き付いて甘えて見せた。
「ほな………………もっと気持ちようしたる…………」
「えっ………あ…………あっ…………親………父………っ」
嵩原は甘える大和を抱き上げると、近くのソファへ座らせ、足を開かせる。
「いやらしい景色やな………………俺のもん、これでもかと加え込んどるで……………大和」
大和の太股を押さえ込み、嵩原はこれ見よがしに根元までを露にする。
「は………ぁ……も…………恥ずか………し……んっ」
じんわり、じんわりと動く父親の男根。
足を閉じる事の出来ない恥ずかしさと、キツキツの孔を攻めてくる擦れ具合の心地好さ。
「腰……………………もっと出せや……………」
「お………………親………………ぁ…あっ」
しかも、父親のちょっとキツめな口調が、大和の心を一層とゾクゾクさせる。
「出すから………んっ………そないな言い方……っ…は」
力の入らない手でソファの背を押し、大和は何とか身体を動かそうと踏ん張った。
「…………………………遅い」
口元を緩めた父親の一言と同時に、大和は足を引っ張られ、下半身へ激しく打ち付ける刺激に襲われる。
ジュブジュブ………ッ……………
「あっ……ぃ………ひゃ……ああぁっ…んぁっ」
たまらず身体を捻りもがく、大和。
それでも、逃れられない。
父親の手は、しっかりと足を持ち上げ、イキり起った下半身は、大和の奥底を突いてくる。
パンパンと、鳴り響く卑猥な叫び。
肌と肌がぶつかり合い、息衝く隙もない程に互いの汗は相俟みえる。
「もぉ…………あかんっ……あっ…ぁあんっ…………イクから………イクってっ………ぇ……っ…親……っ」
ソファの上で、長い足をジタバタさせながら、大和は口からもたっぷりと蜜を散らした。
もう、自分がどうなっているかなんて、考えられない。
頭が真っ白で、ただ、自らの腹に流れ落ちる白濁とした体液が、視界にチラついた。
多分、とっくにイカされてる。
イカされてるのに、父親はまだ突いて突いて、自分を攻め続ける。
わかるのは、自分自身が訳のわからない事を叫びながら、とてつもない絶頂を迎えていた事。
「大和………………………っ」
突然、耳に入った、父親の呼ぶ声。
「お…………はぁ………お…………ゃ…………はぁ…」
頬を伝う涙と、下半身に感じる冷たい感触に、大和は我に返る。
「めっちゃ………………イッたな……………」
「はぁ……………はぁ……へ……………こ、これ…………」
見上げると、いつもの男前な父親の笑顔。
「俺…………………………」
漏らした………………………?
それくらい、下が冷たい。
「ん…………………………噴いたんちゃう………………?」
微笑みながらキスをしてくる父親の発言に、大和は一瞬で顔を真っ赤にさせた。
は……………………………。
「ふ………………………ふっ………………ふぅっ!?」
カクカクと唇を震わせ、言葉の出ない、大和。
噴いたぁぁぁぁぁ……………………っ!!?
お、俺が……………………っ。
「親…………………親………………………親父……っ」
「絶頂のその先、見てもうたな……………♪これからのえっち、益々楽しみになったわ!」
ピキ………………………………
「いっ…………………………」
やたらと満足気な父親と、息をしただけで痛い腰。
「マ……………………マジ……………………」
窓の外は、いつの間にかうっすらと明るくなっている。
うっすらと。
ようやく周りの状況が見えて来た大和は、自分のやらかした現実にギョッとした。
「ヤ、ヤベ……………………高橋に、大目玉やんか………」
ええ。
だって、そりゃもう激しかったですからね。
めちゃめちゃ気持ち良かったし。
でも、何だろう…………………何かショックが、心に張り付いている。
「………………お……………………俺、噴いたんか…………」
「ああ…………………噴いたな…………………♪」
男も、噴くんやな……………………。
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