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ん…俺、なんて夢見てんだ。
夢だよな…?
美姫斗『はぁ…。』
支度をして学校へ向かう。
最初の目的は毎日、花咲 雅(みやび)という好きな人にちょっかいを出すためだった。
けど俺は小学生みたいに取り返しのつかない事をして心にも体にも一生残る傷を作ってしまった。
雅は許すって言ってくれたけど、許されるわけはないだろう。
でも、最近は…少し、楽しみなことがある。
ガラガラ…
席に着くと、必ず寄ってくる奴がいる。
?『はよ。』
美姫斗『ん、おはよ…航平。』
そう、航平に会うこと。
俺は最初航平に一切興味なんてなかった。
けど、この前俺に言ってくれた一言が原因で、心が惹かれ始めた。
美姫斗の素ってそれ?
俺はそっちのが好きだな。
今の俺には受け止めきれないくらい凄い言葉だった。
航平『今日も誰かに刺されたりしてねぇか?』
美姫斗『最近はぶりっ子する理由も何も無いから口を開いてないよ。』
航平『ほぉ、じゃあ俺がお前と話せる唯一のやつだな。』
美姫斗『なっ…何をサラッと/////』
航平『だってそうだろ。』
俺の顔は火が出るくらい熱い。
果たして持つのか?俺の心臓。
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