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俺は帰りのSHRが終わり、帰る準備をして教室を出た。
すると廊下で急に手を引かれた。
航平『おいっ!』
美姫斗『わわっ?!』
航平…?
なんで怒っているのだろう。
美姫斗『ど、どうしたの?』
恐る恐る聞くと、今度は呆れた声で返される。
航平『は?どうしたって…。
また一人で歩いて何かあったらどうするんだよ。
それに俺はお前と帰りたいんだけど?』
美姫斗『へっ、俺と?』
なんで?
なんでと聞くと今度は本当に怒られそうなので飲み込んでおく。
航平『当たり前だろ、好きな奴とは少しでも長い時間一緒にいたいし。』
美姫斗『っ…よく、そんな恥ずかしい言葉を…/////』
航平『俺は恥ずかしくねぇし、家まで送らせろ。』
美姫斗『えっ、そんな…悪いし。』
申し訳ないよ。
航平『嫌か?』
シュンとした声で聞いてくる航平にすごく惹かれ…
美姫斗『…ぃやじゃ、ない。』
俯いて言うと、嬉しそうに笑った。
航平『よし、帰るぞ。』
俺の横に並び歩き始めた。
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