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教室に戻ると以前のチワワ達がキッと俺を睨んできた。
それを見て何を思ったのか、俺の席まで行ってから向き合って俺の両手を取った。
航平『あーぁ、なんで美姫斗はそんなに可愛いんだよ。周りのやつなんて比にならない。』
ぇええええ?!
なんでこんな雰囲気の時に修羅場になりそうなのというの?!
バカ!航平のバカ!
美姫斗『な、そんなわけないよ。』
航平『可愛い。嫌だな、授業で離れるの。』
上目遣いで俯きかけてた顔をのぞき込まれる。
っ!こいつ絶対面白がってるな?!
…仕返ししてやる。
俺は何するか決めて、バッと顔を上げた。
美姫斗『ぼっ、僕も…離れたく、ない…。』
恥ずかしい…。
航平『〜〜ッ…帰ろ?』
顔を真っ赤にしながら帰ろうとする航平。
美姫斗『だめだよ?!』
航平『くそっ…』
航平は俺の頭を撫でてから席に付いた。
実はこの時、航平だけではなくクラスメイト全員が顔を紅くしていたらしい。
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