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それから手を引かれて航平の部屋らしき所に入った。
美姫斗『わぁっ…格好いい…』
そこはモノクロ調で揃えられており、シックにできている。
航平『普通だよ…それより美姫斗、姉さんに見惚れてただろ。』
ムスッとしながら言ってくる。
そんな航平に美姫斗は真面目な顔でいう。
美姫斗『当たり前じゃん、航平の女性版なんだよ?すごく綺麗だった。
…でもよく見ると航平も染めてるはずなのにサラサラな髪の毛にキリッとしてる目で。
スラーってして見えて筋肉質だし、背中も広くて。
やばすぎるよね。その上性格も優男と来たら…/////』
俺がひとりで顔を赤くしながらペラペラ言った。
航平『ちょ、まっ、まって?!なんでそんな急に褒め始めてるの?!』
今度は、いつもとは違う恥ずかしそうな顔で凄く可愛いかった。
美姫斗『思ったことを言っただけだよ?航平がムスッとしてたから。』
航平『そりゃ…当たり前じゃんか。』
美姫斗『褒められたんだから、喜んでおけばいいの。』
航平『う、うん…美姫斗おいで?』
なんと航平は自分の太ももの上を叩いて呼んでいる。
要するにそこに座れと?!
…レベル高い。
でも余りにもご機嫌だったので、渋々上に跨った。
航平『っ…自分で呼んでおいてなんだけど、これは視覚的に幸せ過ぎて死にそう。』
美姫斗『俺もっ…/////』
俺はすごく恥ずかしくて、航平の胸になだれ込んだ。
航平『ほんっっっっと、かわいい!!!』
それから暫くそのままだった。
この時、航平は有り得ないほどに脳内で理性と熱戦を繰り広げていた。
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