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航平が驚いて、春秋達の提案に抗議する。
航平『は?!そんな危ないことさせられるかよ!』
鳴海『でも、姫になるのならそれくらいの器はないと…ね?』
姫…?
美姫斗『姫って、どういう事?』
春秋『え、聞いてない?あんたをレインの姫にしようって話。』
それを聞いて、航平を睨む。
美姫斗『どういうことだよ。』
航平『はっ、いや…それは…まぁ。』
濁らせる航平に溜息をつく。
美姫斗『はぁ…姫になる事は認めないけど、自分で蒔いた種だからね。
それは引き受けるよ。』
鳴海『おぉっ、何か格好いい。』
航平『認めないってなんで?!てかどうやるつもりだよ…。』
美姫斗『どうって…今まで通りだよ。
力でねじ伏せるだけ。
差を見せれば落ち着くでしょ?』
淡々と言ってのける美姫斗に何故か怖く感じた。
鳴海が立ち上がり、美姫斗に近づく。
すると鳴海は美姫斗の腕に触れる。
鳴海『この細い腕に綺麗な手…あの族潰しが君だとは思えないよ。』
美姫斗『人は見かけによらない…貴方だってすごい綺麗なのに幹部でしょ?』
鳴海『んー、君さ…本当の性格それじゃないでしょ。なんか嫌な気がしないんだよね。
普通なら俺は同族嫌悪を起こすから。』
グイグイと美姫斗に迫る鳴海を春秋が止める。
春秋『難しいこと言わないで、あまり探らないであげなよ。』
鳴海『はーい。』
あれ、そういえば航平静かだな。
そう思ってチラッと見てみると…
航平『チッ…。』
結構怒っていらっしゃる。
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