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暫くしてから航平が腕時計を見る。
航平『くそっ、せっかく幸せなのに…。』
美姫斗『もう、時間?』
航平『あぁ…ねぇ美姫斗。』
美姫斗『うん?』
航平『行く前にさ、聞きたいんだけど。』
美姫斗『…何?』
航平『俺、本気で手放すつもりないんだ。
美姫斗が嫌って言っても離れさせない。
こんなに愛してるんだ…だからレインの姫になってくれないか?』
美姫斗『っ…それは…。』
航平『美姫斗はレインに負い目を感じてるかもしれない。だけどそのお陰で今があるんだ…、頼む。』
美姫斗『…本当に、いいの?』
航平『当たり前だろ?』
美姫斗『他のみんながいいなら…倉庫に着いたら話し合おう?』
若干納得いってなさそうだが、取り敢えず了承してくれた。
航平『わかった、行くか。』
2人で手を繋いだまま、倉庫へ向かった。
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