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航平に腕を引かれて教室に戻ると、先ほどのチワワ達の形相が凄かった。
小声で航平が、あいつらか…と呟いていたので背筋が氷った。
美姫斗『っ、何もしたらだめだからね?!』
航平『わかんね。』
美姫斗『えっ!』
何もしないよね?という不安はあったが先生が入室して6限目が始まった。
授業中に雅からLINEが来た。
雅(大丈夫?)
美姫斗(チワワ達に奇襲かけられた。 )
雅(奇襲って?!)
美姫斗(大勢で押さえ付けられてキスマークを首に。でもそれだけで済んでよかった。)
きっと雅はその後の航平の事を考えたのだろう。
雅(…お疲れ。)
そのメッセージを見て苦笑いをした。
雅(でもこれからはそれじゃ済まないよ。)
確かに雅の言う通りだ。
美姫斗(そうだね。)
雅(限界が訪れる前に、特待においで?)
美姫斗(訪れないことを願うよ。)
これで一区切りはついた。
だけどこれから起きる事を考えると、ため息が出た。
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