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『お前らっ…!』
二人に動揺し、男達の力が緩まった時に振り払って顔面に1発拳を入れた。
美姫斗『っ…』
だけどこんな場面を見られたとその場から走って逃げ出そうとする。
それを凛堂に手首を掴まれて静止された。
美姫斗『ぃやっ!!はなし、て…』
必死に振り払おうとするもびくともしない。
その間に雅は全員を伸ばした。
陽月『そんな格好でどこに行こうとしてんだよ。』
そう言われて今の自分の格好に気付く。
美姫斗『ぁ、…。』
雅『美姫斗、怪我は?』
美姫斗『ない…どうしよう、ここから出られない…。』
陽月『航平は、』
航平という名を聞いて反射的に大声を出してしまった。
美姫斗『嫌っ!!!!…ぁ、ごめ…言わないで…。』
雅『本当にそれでいいの?』
何かあれば絶対いうという約束なのも事実。
でも今すぐには言いたくないというか、言えない。
美姫斗『言わなくちゃいけないのはわかってるけど…今日は、出来ない…。』
陽月『じゃあ俺は風紀に行くついでに、
保健室にジャージ借りに行くから二人はここにいろ。』
雅『わかった。』
美姫斗『ありがとう…。』
陽月『おう。』
そのまま凛堂は走って図書室を後にした。
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