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1-Sが座っているのは壇上の目の前真ん中。
神沢が俺を連れて座るところまで案内してくれた。
座ったのは一番前の左端。
またもや生徒の視線を浴びてしまう。
ちなみに図に表すとこんな感じだ。
壇上
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二年生S 一年生S 三年生S
「ここ座っとけ、スピーチんときは呼ばれる。
そんまま壇上上がって後はわかんだろ」
「はい。」
なんと適当な説明だろうか。
神沢は気怠そうに去っていった。
ふと2-Sが座っている左側を見ると
なんと・・・聖先輩がいましたァ!!!
そしてその横には紅羽ェ!!!!
「「「...」」」
俺は一瞬話しかけるのを躊躇った
何故なら二人の周辺に座っている生徒が
ブルブルと震えていたからである。
でも今完全に目が合ったので仕方なく
「先程ぶりです聖先輩、紅羽先輩。」
と笑ってみせた。
するとうるさかった周りが一気に静まった。
「ククッ、話しかけられるとは思わなかったぜ」
「同感だ、さっきぶりだな薙」
紅羽がニヤっと笑い
聖先輩は目を少し細めた。
そんなイケメンな反応に
悲鳴を上げた生徒やノックアウトされた生徒などなど
ちょっと笑うだけで大災害だ。
「伏見様ってあの紅羽様や聖様と知り合い!?」
「なかなか姿を見せないあの紅羽様がここにいらっしゃるっ!?」
「やだぁもう少しオシャレしてくればよかったぁ...。」
「あの空間だけ輝いて見えるわぁ!」
あっ・・・俺から話しかけるって結構不味いことしちゃったかな
チワワちゃんたちが黙ってない・・・うう殺される!!!
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