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「──事故で死んだんだ」
想像もしていなかったその一言に、俺はなんて言っていいのかわからなくてピキンッという効果音がつくんじゃないかという勢いで固まった
事故で死んだ…?
亡くなったってこと、だよな
俺と、同じ、事故死。そんな…
なんて声をかけるべきなんだろう。
反対側になってみると、こんなにも困るものなのか。
「そうなんだ」じゃ冷たいし「えっマジ?!」だと軽すぎる、あれこれ下らないことで悩んでいると「俺ひとりだから。おふくろ死んでから」寂しそうにポツリとまた一言
「ひ、とり…?」
でもお母さんだけだろ?お父さんは??
福田の突然の告白に戸惑う俺
オロオロとどうしていいかわからない
「家族が、他にも、いる、はずだろ」
しどろもどろになりながらも言葉を返す
「いるけど、いないみたいなもんだぜ」
福田の言葉をイマイチ理解出来ずに首を傾げると、福田は目を閉じて顔に漫画を開いたまま落として見せた。少し黙って、頭をガシガシと書いた後、淡々と自分の過去の話を語り始めてくれた。
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次から少しの間福田パートになります
その為このページ短めで申し訳ない
「楽しみだなあー」
「福田棒読みすぎるだろ」
「そりゃ人の過去洗いざらい読まれるんだぜ?」
「俺もう既に弟との会話読まれてますけど?」
「「作者が悪い」」
いやぁ楽しみですねー(((((; ꒪ㅿ꒪)
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