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セーラー服と学園祭 11
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「スカートの下、こんなに濡らしちゃってたんだ」
八雲さんはソコから視線を離さず言ってくる。
えっちなことになってるソコを見られるぐらいなら、まだ顔を見られたほうがマシ…。
意識すればするほど、ぴくんと反応しちゃう。
「ねえ、見られてるだけなのに先走り溢れてるの…気づいてる?」
「なっ!」
知らない、そんなこと知らない!
いてもたってもいられなくて、膝を閉じ、スカートの裾を掴もうとするけど八雲さんに押さえつけられた。
「やだ、やだ、見ないで八雲さん…」
「どうして?」
こんなこと聞かないくても、恥ずかしいからってわかってるくせに。
今日の意地悪具合は絶好調みたい。
小声で恥ずかしいからって言えば、八雲さんはにやりと悪い笑みを浮かべた。
「南は先生の言うこと、聞けないんだ」
八雲さんの上に乗って頭の高さはオレのほうが高いはずなのに、見下されてるような錯覚。
背中がぞくりとして、でもやっぱり興奮しちゃってる自分もいる。
「や、八雲さん…っ」
オレの腕をどかそうとしてきたから、名前を呼んでとめてってお願いをする。
「先生」
「え…?」
八雲さんを見れば、今度はにっこりと笑ってて。
どういうことなんだろうって少し考えて、気づいた。
八雲さんのこと、先生って呼べってことだ。
何が八雲さんのスイッチになったのかはわからないけど、さすがに先生は恥ずかしい。
というか今日に限ったことじゃないけど、いつもと違うことをされるのは、恥ずかしくて布団を被りたくなる。
しばらく言い淀んでたら、しびれを切らした八雲さんが小さくため息をついた。
「俺のこと、先生って呼べないの?」
あ、ヤバイ…全身がぞくぞくってした。
本気で言ってるわけじゃないってわかってるけど、そんな冷たい目で見られるとドキドキする。
「せんせ…?」
おずおずと言えば、八雲さんはにやりとした笑顔になった。
オレも興奮してるけど、八雲さんも興奮してるんだ…。
「いい子…だから、俺言うこと聞けるよね?」
ああ、もう完全にオレの負け。
勝負してたわけじゃないけど、こんなの逆らえるわけない。
こくりと小さく頷いたら、もう1回「いい子」って言っておでこにちゅってキスをされる。
「その手、どかせるよね?」
八雲さんの言葉は強要してないけど、その声音には逆らうなって意味が含まれてるのが伝わる。
「はい…」
それでもやっぱり恥ずかしいから、少しずつスカートの裾から手を離して、閉じようとしてた脚から力を抜いた。
「よくできました」
そう言ってスカートの裾を持ち上げて、まじまじと見られる。
「や、もう…はずかしい…」
耐え切れなくなって、生理的な涙が零れてきた。
泣くつもりなんて全然ないのに、流れては溢れてくる。
「泣き顔も可愛い…触ってほしい?」
「さわって、八雲さん…」
「そうじゃないでしょ?」
「っ、」
つつつ…と裏筋を触れるか触れないかの絶妙な感覚でなぞられた。
そのもどかしい快感に、息が詰まる。
「さわってください…せんせい…」
「あは…すっごく、そそられる」
瞳の奥がぎらりと光のがわかった。
八雲さんが獣になる瞬間が、けっこう好きだったりする。
これからスゴイことされちゃうんだろうなって思えるから。
自分のことはMだって思ってないけど、八雲さんになら何されてもいい。
「とりあえず、出しとこうか」
がちがちになったソコが八雲さんに手に包まれて、ゆっくりと上下に扱き始めた。
「は、んっ…ふぅ…あ、やだ…うそ…イきそ…!」
どれほどオレの中に溜まってたのかはわからないけど、相当限界だったみたい。
あっという間に射精感が高まってきて、ほんと今すぐにでも出そう。
「可愛い…イって、はやく」
「あんっ…でる、でちゃ…んんっ~」
びゅるっと精液がとめどなく溢れ出る。
相当溜まってたのか、いつもより射精が長い。
「はん…ぁ…やだ…せんせ、とまんな…」
勢いはなくなってきたけど、ぴゅる…って出続ける精液に身体が震える。
いつもより快感が長くて目の前がチカチカして、意識が飛びそうになった。
きもちい、けど辛い。
まだ後ろも触られてないし、もっと言うと八雲さんとも繋がってない。
この調子でいったら、オレきっと死ぬ。
「ほんと可愛い…早く南の中に入りたい」
「ん…きて、先生…ほしい…」
「したいけど、まだダメ。ちゃんとほぐさないと」
この時、オレは確信した。
あくまでも本当に焦らされるっていうことと、今日死ぬなってことが。
八雲さんはこれを見越して、最終日に回ろうって誘ってきたのかもしれない。
今日はどこまでも八雲さんに溺れようって決めて、煩わしくなった下着を脱いだ。
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