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夏祭りに影とりんご飴 14
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「ちょっと待ってて」
さすがにこんなところにローションは持ってきてないから、自分の指を舐めて唾液をつけていく。
「八雲さん……」
「ん?」
「それ…えろすぎ…」
視線を逸らして恥ずかしそうに言う南がおかしくて、思わず笑ってしまう。
「ピンク色の乳首のほうがえろいと思うけど」
「ど、どこ見てるんですか…!」
慌てた様子で肌蹴た着物を引き寄せて、肌を隠す。
散々えろいことしてきてるのに、いちいち初心で可愛い反応をしてくれるから堪ったもんじゃない。
「ん…」
南の後孔に唾液の付いた指を這わせれば、悩ましげに声を漏らす。
いつもだったらここで焦らして南の反応を見て楽しむけど、そんなことしてる余裕はない。
自分でも相当焦ってるなって思う。
こんな年下の高校生にここまで乱されるなんて。昔の俺が見たら、どんな顔をするんだろう。
気づかれないように自嘲気味に笑うと、中指をゆっくりとナカに沈めていく。
「ん…ふっ、」
押し進めるたび、南の鼻からは甘い吐息が漏れる。
南のナカは唾液がいらないぐらいぐっしょり濡れていて熱い。
「ねえ、聞こえる?この音…すごい濡れてる」
「は、ぁ…やだ…んんっ」
水音が南にも聞こえるようにわざと指を大きく動かせば、その動きに合わせて腰が揺れ、喘ぎ声も漏れる。
「南、声大きい」
「んっ、ひあ…だってぇ、んぁ…」
声が漏れないように肩を噛ませても、快楽に抗えなくてすぐ離れてしまう。
そんなとろこも可愛いけど、もう他のヤツの目に晒したくない。
「ほら、ちゃんと噛まないとイかせてあげない」
南の好きなところはわざと外して、内壁を擦る。
こうでもしないと南はきっと噛まない。
「も…んぅ…」
相当もどかしいのか、自分で腰を動かしていいところに指が当たるようにする南。
そんなところも可愛くて仕方ないけど、今は噛んでもらわないと困る。
「だーめ。ほら、噛んで」
「ぁ…も、噛む、からぁ…!」
指を少し引き抜いて入り口付近で緩く動かせば、遠慮がちに肩を噛む。
「しっかり噛まないと南のえろい声聴こえちゃうよ?」
「んーっ」
指を奥まで一気に押し込めば、反射的に力強く噛んで声が抑えられる。
歯が肩に食い込んで痛いけど、これも南がつけたものと思えば不思議と痛覚はなくなって。
もっと噛んで痕をたくさん残してほしいとさえ思えてくる。
「そのままガマンしてて」
1本だった指を3本に増やして、前立腺を外さずに攻めたてる。
「んーっ!んっ、ふぅ…っ」
「はっ、可愛い、南」
南はぽろぽろ涙を零しながら、必死に俺に噛みついて声をガマンしてくれる。
声をガマンさせてるのに、南が頑張れば頑張るほど啼かせたくなる衝動に駆られて、もうどうしようもない。
「んんっ…んっ…~~っ!」
休めることなく指を動かし続けてたら、南は身体をぶるっと震わせて声にならない声を上げた。
南の陰茎からは、精子がとろりと溢れてくる。
身体はガクガク震わせて、甘い声を断続的に漏らしている。
「ふ…ぁ…ん、ゃ…っ」
快感に必死に耐えている南を見ていたら、それはもうもっといじめたくなるわけで。
「もうむり…可愛すぎ」
「んあっ!?あっ、あ――っ」
さっきから可愛すぎる南を見て十二分に熱を持った自身を、ゆっくり挿れる余裕なんてなく突き刺した。
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