アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
夏を溶かす +
-
▽おまけ
「あっ―――つ!」
「もうむり…八雲さん…サウナ状態でも…絶倫…」
事後。
事後ってたしかに便利な言葉だ。
もう終わりましたよっていうのがすぐに伝わる。
エアコンがきかない蒸し暑い部屋のなか、南のえろい誘惑に負けて3時間半後。
お互い汗びっしょりかいて、あまりの暑さにへばっていた。
南に至っては事後のえろい息切れではなく、全力疾走しましたってあとのマジの息切れをしてる。
「ヤバイ、汗ヤバイもう滝」
「八雲さん頑張りすぎ…」
「汗のせいかわからないけど南がいつもより3割増しでえろく見えた…」
「真顔で何言ってるんですか!」
さっきまでの情事を思い出してみる。
暑さでいつもより苦しそうな表情とか、大量の汗と体液が混ざっていつもより濡れた身体とか。
絶対にいつもよりえろかった。
暑さが苦手でもこれは張り切るしかない。
「な、なんですか…」
まだ後処理をしていない南の身体を見る。
「えろすぎ」
「そんなガン見しないでください!」
「正直まだヤれる」
「茹でダコみたいに顔真っ赤で何言ってるんですか!熱中症になりますよ!?」
「え?タコ?どこに?」
「オレの言ってること理解できてないじゃないですか!」
「うん、好きだよ南」
「ダメだもう目の焦点も合ってない…」
情けないことに、この後の記憶がなく。
気がついたら身体もベッドもキレイになってて、隣で暑苦しそうに眠る南を見て猛省するのであった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
68 / 199