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チャラ男と王道転入生☆part 2
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今日はいつもより早く学校に来ていた。
翔に聞くと、転入生は今日来るらしい。
話していた時の翔の目はめちゃくちゃ輝いてた。
そんなに楽しいのだろうか、転入生が来るの。
まぁ翔は腐男子だからしょうがないか。
「おはようございます!総隊長様!」
「おはよぉ~、今日も可愛いねぇ」
「そ、そんな...!///」
チャラ男なら言うであろうセリフを言うと、その子は顔を真っ赤にしてしまった。
いつものことながら、そんなにキモイ?
「キモくねぇから落ち込むな」
「...なんで分かったのぉ~?読心術ぅ~?」
「顔にでてたぞ」
マジか。
そんなに分かりやすかったかな?
チャラ男の演技をしている以上、ポーカフェイスは心がけているつもりなんだけど。
アキと話しながら、足を教室へと向ける。
翔は転入生を見るとかで、今はいない。
─ガラガラガラ
「きゃーっ!零様だ!」
「いつもよりお早い......」
「朝から見れるなんて!///」
いつもの歓声にニッコリと手を振って席に座る。
アキは席に座ることなく、俺の机に腰掛けた。
「転入生、どんな奴が来るんだろうな」
「俺としてはぁ、いい子が来てくれるといいなぁ~」
「だな」
いい子、か。
ホントにそんな子が来てくれないかな。
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