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チャラ男と委員長とお仕置き☆
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俺は朔に手を引かれ、風紀室に到着。
やっと着いたぁー。
この学校、広すぎなんだよ。
ほんとに金の無駄だよね。
─ガチャ
なんて考えていると、朔がドアを開けて入って行く。俺もその後に続いた。
「失礼しまぁーす」
部屋に入ると、朔がソファーに座って手招きしていた。
「零、来い」
ポンポンと自分の膝を叩く。
...膝に座れって?
よりによって、他の役員はいないし...
「零、来ないと...」
「...っ、今行く」
行かなければ、何されるかわからない。俺は大人しく、朔の膝の上に乗った。
途端にぎゅっと抱き締められる。
「...朔?」
「...転入生」
「え?」
「転入生と何かあったのか?」
後ろから聞こえる朔の声は、とても静かで。
朝にあったことを知っているのかと、思ってしまう。
知ってるわけないけど。
「...毬藻くんは関係ない」
関係ないんだ。
俺がただ、彼奴の言葉に反応してしまっただけ。
もう、大丈夫だと思ったんだけどな。
「そうか...何かあったら言えよ」
「うん」
優しい声で言われて、頷いた。
普段は厳しいけど、こういうときは優しいんだね。
「じゃあ、さっそく」
「...ひゃあっ!」
「お仕置きタイムといこうか」
訂正、優しくなんかなかった。
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