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「ご主人!!オムライスお待たせ〜」
オムライスを両手で持ち、さっきのご主人の元へと運ぶ。
「うわ〜!!ありがとう!!」
まだ何も書かれていない真っ黄色の卵。
ポケットに入れていた小さなケチャップを取り出す。
「ご主人!ご主人!何書く?」
ちょっと、ぴょんぴょん跳ねてウキウキ加減を演出。
「そーだなぁ〜……ハートマークとなんか言葉いれて」
「言葉?ちゃんと言ってくんないと分かんないぞっ!!」
むぅっと、頬を膨らませてみる。
するとご主人はにへら〜と笑って弱った顔をした。
「え〜ユイちゃんの言葉で〜!ねっ?」
こういう、『書くものはそっちに任せるよ』っていう常連さんは多いから、別に困んないけど。
「もうっ!!しょうがないんだからっ♡」
THA・王道のツンデレである。
そして、喉がもう潰れそうである。
「おーつーかーれーさーまーっと!!はぁーと♡」
「うわぁ!!ありがとう!!」
オムライスの上には、まる文字とたくさんの♡。
だけど、ケチャップの量には気をつけた。
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