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「ご主人……」
「俺の名前は鈴木晴山。ご主人もいいけど、晴山さんって、呼んで欲しいな」
晴山さん……。
ふわりと笑うご主人…晴山さんは、その笑顔で世界中の女子をノックアウト出来るぐらいかっこよかった。
「で、君の名前も、教えて?」
スリ、と右手を撫でられ、心臓が跳ねた。
「な、まえって……」
「うん。俺は名乗ったよ」
名前……。
ユイ……
「ユ……」
「泉…、何くん?」
晴山さんから発せられた言葉に息が止まった。
「い、ずみ…って……」
この店で本名がバレるような馬鹿な真似はしていない。
なのに、なんで……
「君のお姉さん、璃花とは腐れ縁的でね」
姉の名前が出てきて納得した。
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