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許可……すれば、晴山さんに触ってもらえる?
気持ちよくなれる?
だけど、キス以上は……抜くだけなの……?
その後のことも許可するってこと……?
「ん?裕太……どうする……?」
妖艶に笑う晴山さんは、僕がこれから何を言うのか、するのかを見通す様だった。
もう、いいや────
「……お願いします…………触って……下さい……」
僕は恥ずかしくて、恥ずかしくて、身体を横に向けた。
その様子に満足したように晴山さんは笑った。
「うん。まだまだだけど、初めてだし、このくらいにしといてあげる。」
「え……」
意味不明な言葉に顔だけ晴山さんの方を向けた。
ちゅっ
「んっ……」
突然降ったキスは軽くて、唇がほんのちょっと合わさるだけ
それは、さっきのキスの十分の一……いや、二十分の一ぐらいに思えて、焦らされた感覚
足りない……
「もっと、キス……したい?」
「っ…………ん……。」
僕の考えを覚ったかのように僕の欲しい言葉がかけられる。
もっと……
熱いキス……
深いの……
「欲しいっ…………!!」
涙で目が、視界が潤む。
本当はこんな事言うの、恥ずかしくてたまらない
だけど、身体を襲う熱には耐えられそうにない
「こーら、何ですぐに泣いちゃうの」
ちゅっ
「ん……だって、晴山さんが意地悪するからぁ……」
晴山さんは親指で僕の涙を拭う。
「意地悪?どんな??」
クスクスと笑みを浮かべながら僕の言葉を待つ。
「そういうとこです!!」
早く熱を収めたいのに、繰り返される軽いキスだけでは、熱が募るばかりだ。
「もぅ、キスいいから……触って……」
僕は晴山さんの背中に手を回し、ぎゅぅっと抱きしめた。
「あー……。……そこまで言うならしょうがない。」
晴山さんは少しモゴモゴ喋る。
「裕太がどうしても、俺とシたいって言うんだから、……ね?」
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