アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
暗転からの脱出10
-
(葵語り)
そして、松山に触られた腕、足、肩、順番に場所を伝えながらキスをしていく。
先生がキスをしてくれる度に、されたことが消える訳ではないけど、衝撃や傷が薄くなっていく気がした。背中の痣にも優しく口づけをしてくれる。
浴衣は上半身を脱いでおり、辛うじて帯でつながっていた。
「さっきも言ってたけど、ここ痛そう」
「うん。凄く痛い。どうなってる?」
「色が黒い。ただの内出血を越えて打ち身に近いな。治るのに時間がかかりそうだぞ。毎日治るように舐めよう。早く良くなれー。」
松山が吸った跡に、先生がペロリと舌を這わせると、鋭い痛みが走った。
「傷じゃないから舐めても治らないよ。痛いっ。」
「俺がやりたいからやるの。はい、背中は終わり。浴衣の帯、外すよ。うーんと……またノーパンだったんだ。明日、コンビニで買おうな。野田に知られたら嫌だし。」
「野田さんが知っても、俺を軽蔑するだけだよ。先生は考えすぎ。ふふふ。」
前に旅行に行った時にノーパンを真面目に止められたことを思い出し少し笑った。だって、急に泊まることになったから替えが無かったんだよ。しょうがないよ。
「じゃあ次はここ………触るけど、声は枕で抑えてて。なんか久しぶりだな。」
スルリとお尻の丸みを先生が撫でて、揉み始めると、身体から力が抜けていく。
その時、松山がフラッシュバックしそうになったが、一気に掻き消された。
いきなり、広げた後孔に舌を入れられたのだ。ぬるぬると生暖かくて動くものが、じゅるじゅると穴を吸う。一瞬立った鳥肌が、気持ちの良いものに変わっていった。
舌が熱い。神経がすべて下半身に集中している。
「はっ…あ……ふぅ……ぅぅ……」
「ここは念入りにやらないと消せないから。こっち向いて。葵を堪能させて。」
「え、あああ、それは……汚いからだめ。」
くるりと反転して膝を上に上げて、後転をするような姿勢を取らされて、後孔が全開になり先生の目の前に晒された。
先生とは、色々やってきたけど、この体勢は羞恥心しか生まれない。恥ずかしい。
全部が丸見えだ。
「葵が消して欲しいって言ったんだよ。ほら、頑張る。全然汚くないし、石鹸の匂いがする綺麗なお尻だ。欲しそうにパクパクしてる。俺の舌も締め付けてるって分かる?気持ち良さそうだな。」
「ゃ、ぁぁ、ぅ……ぁ、ん…」
我慢しても漏れてしまう声を必死で最小限にする。舌はまだ出入りを続けていて、やらしく穴周辺を犯していた。
舌が拡がったり窄まったりするたびに、俺の前からは汁が糸を引くように垂れた。
先生の唾液が俺の双玉に伝い、纏いながら緩く揉まれる。あ、それはクる。
間も無く舌が外され、その体勢のまま、完勃ちしている先生のものが入り口に添えられた。
「どう……?辛くない?」
ツンツンとデカイ先っぽが入り口をノックしている。それが俺の中を貫く様を想像して欲しくて堪らなくなった。松山とか、他のことは考えられない。先生が欲しい。
「ん……辛くない。欲しい。これ、俺のナカにちょうだい。いっぱい擦ってほしい。」
「じゃ、起きてごらん。今日は向き合って座ってやろう。」
腕を引かれ、起こされた。身体が火照って頭がぼーっとする。
枕元にあった鞄から先生がローションを出し、ゴムを素早く装着してから自身にかけた。
言われた通りに向き合い、胡座をかいた先生に跨った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
43 / 161