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青春狂走曲11
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(葵語り)
島田と神田君が校内を走り回っていたとはつゆ知らず、先生と2人で保健室で暫くキスをしていた。
でも、それだけじゃ終わる訳が無かった。
ハメられて先にキスを強請ったのは俺だけど、悪乗りしてきたのは先生だ。もう俺だって止まらない。ここは他所の学校の保健室で、イケナイコトをしている背徳感が更に気分を煽る。
先生の生暖かい舌が口内をぬるぬると撫でている。抵抗しようにも手には力が入らず、次々と服を脱がされていった。カーディガンは床に投げられ、ワイシャツは肌蹴たままだ。慣れた手つきでスラックスを脱がされ、パンツとシャツだけになる。
ちょっと……どこまでやる気なのだろうか。
「大丈夫。最後までしないから。保健室には内から鍵を掛けたし、安心して。誰にも見つからないよ。」
ビクッとした俺の表情に気付いた先生が優しく囁いた。ついでと言わんばかりに首筋に唇を這わせ、耳元に舌を入れてくる。湿った温い感触にゾワゾワと鳥肌が立つ。荒い息遣いもダイレクトに伝わり、先生が欲情しているのは明らかだった。
「………ほんとう?ぁぁ、みみ……だめ。」
ゆっくりとベッドに押し倒され、半裸状態の俺を先生は愛しそうに見つめる。その目で見られると何も言えなくなってしまった。
変態だけど、その前に好きだから許しちゃう。別に最後までやっても構わないと思った。だけど何にも準備してないから物理的に無理だ。流石に職場にはローションとゴムは持ってきてないでしょう。
「ごめん。なんか本当に幼気な何も知らない高校生を犯してる気分になってきた。安っぽいAVみたいにさ、気持ちいいことしかしないから怖がらず身を任せて、みたいな。しかも乳首がやけにピンクに見えてエロいし。」
ぎゅーっと指先で肌蹴たシャツから覗く乳首を強く押された。
「やめてよ……先生って女子高生モノが好きだったっけ?」
カーテンもシーツも真っ白で、俺を見下ろす先生の輪郭がぼやけて輝いて見える。
ふざけて足の裏で先生の股間を撫でてみたけど、腰をゆるゆると動かしながらも目の前の人は普通に会話を続ける。
「女子高生は職業柄見ないようにしてる。あいつらは対象外だから。俺はコスプレものが好きだって葵も知ってるじゃん。可愛い恋人がいつも側にいるから、最近はそういうの全然見てないし。葵、前出して。俺のと重ねる。」
「ん、分かった。」
控えめにパンツから息子を覗かせると、先生もズボンをずらし、ぶるんと勃った自身を出した。
いつも思うけど、完全体はため息が出るくらい立派で大きい。重ねると自分の小ささが際立って、少し悲しくなるのは内緒だ。
「今日は俺が動くから、葵はしっかり握ってて。君は気持ちよくなるとすぐ手が疎かになるから気を付けてよ。」
「うん。いいから早く動かして。」
既に先走りでトロトロだった互いのものは、たちまち血管が浮くくらい大きくなる。先生が腰を上下に擦り合わせるように動かすので、その下で2本を離さないように、力を加減して握る。でも、結局気持ちよすぎて訳が分からなくなり、見るに見かねた先生が握って腰も動かしていた。
水音が段々大きく、細かく聞こえてくる。
「ぁぁ、きもち………こすれて、もっと、早く……ぁぁ、出ちゃう、ん、イく……」
「ちょっと待って。早すぎだって。もう少し頑張って………くっ……」
間も無く、快感と共に2人分の白濁液が俺の腹に飛んだのが分かった。
時間差で2人とも達した後、青臭い精液を拭き取りベッドへ横になった。腕枕をされながら脇の下に顔を入れて、先生の匂いを確認する。
狭いベッドでくっつくのも新鮮だ。
その時、何度か携帯の着信音が聞こえた気がしたけど、先生の腕の中でうとうとと微睡んでいた。
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