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素晴らしき日常3
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(彗語り)
真理は可愛い。元々弟みたいな存在から始まったから、基本的に何をしてもあまり怒る気が起こらない。真理には甘い自分がいることは、痛いくらい自負している。
流石に今回は業を煮やして本音を言ってしまったので、少し反省していた。こうでもしないと真理は行動を改めないと思ったからだ。現に熊谷先生からも苦情が来てるし、俺も嫉妬しているのは事実だから、うまく伝わるといいのだが。
俺は感情を露わに表現することが得意ではない。真理がよく引き合いに出してくる熊谷さんとは正反対で、好きだの愛してるだの、恥ずかしくて口にするのも憚られる。
真理のことは俺なりに愛しているつもりだが、言葉で表現しないと本人には分かってもらえないみたいだった。頑張って言ってみてもそれでも足りないようで、いつも考えあぐねている。
中指の第一関節までを真理の後孔へ挿れる。潤滑油を纏っていなくても入り口付近なら出し入れが可能だ。ここ1週間ぐらいセックスをしていないから、処女のように狭かった。
だが弄り出すと、たちまち広がるので杞憂だったようだ。入り口の襞を指先で伸ばすようにすると、真理は小さな甘い声を上げて震えた。
「ん……彗さん…ちょっと痛い。久しぶりに触ってもらえるのに、辛いなんて嫌だよ。ローション取ってくる。」
「ちょっと待って。いいものがある。」
俺の膝上に向かい合って座っていた真理が立ち上がろうとしたので制した。テーブルの上にはフレンチトーストに掛けるための蜂蜜が置いてある。林檎の花の蜂蜜は、香しくフルーティーだ。店で使おうかと思って買ってきて、色々試していたのだ。果たして、真理に試してみたらどうなるだろうか。
「蜂蜜……?うわぁ、彗さんがそんな発想するなんてびっくりした。やってみようよ。じゃあ下脱ぐね。」
するするとズボンと下着を恥ずかしげもなく脱ぎ、蜂蜜の瓶を笑顔で俺に渡してきた。
真理は快楽には従順だ。あの事件が起こるまでは、一夜限りの相手とホテルを渡り歩くような子だった。事件のせいで俺以外を受け付けなくなってしまったが、3年が経った今、性欲はほぼ戻っている。あの事件が起きなければ、真理と恋人になることは無かったと思う。だから欲しがり屋さんには出来るだけ応えてあげたかった。
俺も真理とのセックスは好きだ。猫のように擦り寄って、甘えてきて、淫らな姿を見せる真理は可愛くない訳がないのだ。
下半身裸になった真理が、膝上で開脚をした。蜂蜜を勃った竿を纏うようにだらりと回し掛けると、体温でたちまち蜂蜜は柔らかくなり、辺りが甘い匂いに包まれた。
指で掬って人舐めしようとしたら、真理が素早く自分の口に入れて、美味しそうにしゃぶりながら、誘うように見つめてくる。指に絡みつく舌が生温かくて気持ちがいい。
「早く……彗さんの指はここに挿れるの。」
「………ああ。甘いな。ベトベトしてる。」
最初は控えめに中指を出し入れすると、蜂蜜が中へ中へと指を誘導する。入り口の襞もテカテカと赤く光っていて、蜂蜜の膜を纏ったスイーツにも見えた。強いて言えば、ラズベリーやイチゴに近いだろうか。
「ぁんっ……あ、あ、あ、気持ちいい……もっと、もっと挿れて、掻き混ぜて。お尻、凄くイイ。蜂蜜、クセになるかも……んん……」
「真理はお尻が本当に好きだな。そんなに気持ちがいいんだ。」
「んん……彗さんだから、ぁ、気持ちいいのぉ……ゃっ、ぁ、ぁ、イく……」
既に俺の膝上は蜂蜜で盛大に汚れていたが、真理はそんなことは御構い無しに自分で前を弄りながら腰を動かして啼いている。
指を2本、3本に増やし前立腺を小刻みに刺激してやると、発情期の猫みたいな声を上げて絶頂を迎えた。
真理の精液が上着に飛び、白いシミを付けた。エロいな……俺は生唾を飲む。
「気持ちよかった?指がキツく締め付けてるよ。ちょっと緩めてくれないと指が抜けないけど。」
緩んだ隙にちゅぽん、と抜くと寂しそうに穴がヒクついた。嫌な予感はしたが、真理の顔が直ぐ真ん前に迫ってきていた。
「…………足りない。全然足りない。彗さんの大っきいおちんちん、ちょうだい。」
思った通りのお強請りが始まった。
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