アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
7
-
「んっ……ぁ、あっ……」
変な薬を飲まされてから何分、何十分経ったのかわからない。
体の熱が高まっていくばかりで、さっきまで気持ち悪いと思っていたコイツらの行為一つ一つにビクビクと感じてしまう。
今も、横にいる男が胸の突起に吸い付いてきて。もう片方の突起を摘み上げてくる。足の間にいる男はズボンから取り出した自分の堅いソレを俺のに擦り付けるように必死に腰を振っていた。
「はぁっ……ん、ゃ、ァッ、あーっ……」
「ふ、くっ……」
我慢できなくて、既に何度目かの白濁を仰け反りながらびゅくびゅくと出してしまう。同時くらいに擦り付けていた男も欲を吐き出してくる。それが俺の顔まで飛んできた。
「早っ、お前。挿れる前に終わるんじゃね」
「うっせ」
胸から顔を上げた男とそんなやり取りの会話が微かに聞こえてくる。
(も、やだ……。こんなことされるくらいなら、死んだ方がマシだ!)
まだ頭上で縛られた手首。抵抗する力も奪われて、悔しくて涙が溢れてくる。
「泣いてんの?」
「るさい……! もうやめろよ、こんな「自業自得でしょ。お前みたいなブスが鈴汰に近付くから」」
「亜宮、」
離れて見ていた先輩が、携帯を回してる男の隣に立ってまた何かを手渡す。
近付いてないって、反論する余裕もなかった。
「ソレ、全部かけていーよ。まだ口聞けるみたいだし」
不敵に笑う先輩にゾクリと背筋が震える。
な、なんだろ……。ここにいる中で、誰よりも怖く感じる。
「わかった。てか、コイツ処女だよな?」
「いった……!」
先輩から小瓶を受け取った男の指が尻の孔にぐっと押し付けられる。途端、避けるような痛みが襲ってきた。
(てか、流木と言い、なんでそんな〈うん〉が付くとこ触ってくんだよっ)
「へぇ……。てっきり鈴汰とシてると思ってたけど、違ったの」
「してるって、なにっ……」
さっきから初めて聞く言葉ばかりで会話が飲み込めない。
「ふふ、やっぱりショタで無知なんて相手にされるわけないもんね」
俺の質問を無視してご機嫌そうに亜宮先輩は立ち上がるとまた離れて見てくる。
それを合図にか、足の間にいる男が瓶の蓋を開けると中に入ってるピンク色の液体を俺の下半身に垂らしてきた。
「っ……」
冷たいしドロっとしてる!
しかも、なんか──。
「は、ぁっ、やだ……これっ……」
「早速効いてきた? ちゃんと、この中も染み込ませてやるよ」
飲まされた薬より体、特に液体をかけられた下半身と尻の孔が熱を持って激しく疼く。なのに、言葉通り目の前の男が俺のを扱きながらもう片方の手の指を皮の中に入れてきて。
「やぁぁ……! ふ、ぅうっ、や、ゃあんっ……」
(先っぽ、いやだ……やだぁっ……)
強い快感に、涙で濡れるぐちゃぐちゃな顔すら隠せずに達してしまう。
「は、ぁ……っ、」
余韻にすらビクビクと感じてしまって。抵抗する力なんて一ミリもなかった。思考回路すら、否定することをやめてしまう。
「ヤバ……。今の顔だけでイキそうになった、俺」
「早く挿れろよ! 俺も限界」
「口使えば? なぁ、亜宮。縄とってい?」
「いーよ。て言うか、三人揃って溜まってるの? そんな子のどこに興奮するかわっかんない」
何を話してるのか会話の内容までわからないけど、亜宮先輩の呆れ口調とため息だけは聞こえてきた。
その後で、ガチャガチャとベルトを緩める音。
「ほら、咥えろよ」
「んぐっ……」
顔を横にさせられて、目の前に現れた赤黒い男のを無理矢理口の中に押し込まれる。鼻を突き抜けるような生臭い匂いとガチガチに堅い太いソレに、吐きそうになってしまう。
「手はこっちな」
縄を外されて自由になった片手を携帯で録画していた男のモノへと導かれて、握らされた。
「はぁー……コイツの口、狭くて気持ちいっ……」
「ふっ、ん、んぅっ」
頭を掴んで、容赦なく出し入れを始める男。手を使ってる男も腰を動かしてくる。
「俺も、処女いただきマース♪」
そう言って、堅くて熱いモノが孔に宛てがわれる。それと一緒に、俺のぐちゃぐちゃに濡れた先端に指を絡ませてきて。
「皮剥きながら挿れてやるよ」
「ふ、んんっ……」
(ぁっ、欲しい……はやく──)
死ぬほど嫌なはずだったのに、そう思うのを止められなかった。
何かを待ち望む体に俺はぎゅっと目を閉じる。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
56 / 236