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黒髪王子
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「ん…今何時だ?」
夜ふかしの影響で眠気がどっときた俺は学校から帰って
ベッドにダイブしていた
「もう8時かよ」
気づけばこんな時間…
俺の両親はアメリカで働いていて正月ぐらいしか家には帰ってこない
だから夜食とかは春にぃがいる時以外はコンビニですます
「はぁ。今日は何食べっかなぁ」
ぼんやりと歩きながら近くのコンビニへ到着
おにぎりと…うどんもいいな
俺はそばよりうどん派だ。あのもちもちした食感がなんとも…
ドン!!
「あっごめん!!大丈夫か?」
レジに行こうと振り向いた瞬間黒髪の男とぶつかった
俺はそいつの顔を見て驚いた
顔が整いすぎているのだ
こんなに綺麗な男がいていいのか…絶対モテるだろ
しばらく俺がそいつの顔を見ていると不思議に思ったのか
「あの…大丈夫?どっか怪我とか…」
と聞いてきた
固まっていた俺は変なきょどり方をしつつも大丈夫ですと返事をした
「そっか。よかった」
そう言って黒髪の男は買い物をすませ帰っていった
すっげぇ美人だったなぁ
あんなに綺麗なやつ春にぃ以外いないと思ってたのに
俺の兄ちゃんは最っ高に男前だ
優しいしかっこよくて頭いいし女の子にめちゃくちゃモテる
そう考えていると早く兄ちゃんに会いたくてたまらなくなった
学校の友達にも言われるけど俺は超を超えるほどのブラコンらしい
まぁ兄ちゃん不足の時は兄ちゃんのベッドに潜り込むから…そうなのかも
家に着いた俺は風呂に入りベッドに潜り込む
春にぃ。今日もおそいんだな
そんなことを考えているうちに俺は夢の中へとおちていった
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