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今宮準斗
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教室につくとまず俺は机にうつぶせになり、寝る体勢になる。が...
「おっはよぉ!!雪」
「いって!!」
後ろから俺の背中を叩きながら大声で名前を呼ぶバカ
今宮準斗によってそれを阻止され不機嫌になりながらも起きる
「今日早いな?春くんになんか褒められたんだ!
それで早く来たんだ!!お前も可愛いなぁ」
「うるせぇな!お前だって千夏ちゃんぞっこんラブだろ!!」
千夏ちゃんとは準斗の四つ下の妹だ
下手したら俺よりも兄弟愛......兄妹愛?まぁいいやが強いかもしれない
「だって千夏のやつ可愛いんだぜ?ツンデレっていうの?
俺が抱きしめよーとすると真っ赤になってバカッ!って言うんだもん」
「男がもんって言うんじゃねぇ!気持ち悪い。
だいたいそれ本気で嫌がってんだろーが!!」
準斗に毎朝抱きしめられることを想像すると鳥肌が立つ
千夏ちゃんも大変だな
「そーいば今日水泳だな!」
「なんでそんなに嬉しそーなの……」
水泳とかくそじゃん。泳げねぇ奴からしたらどんぞこだぞ?
「お前泳げねぇもんなぁ。男子の中で泳げねぇのお前だけじゃね?」
「……...…ケンカうってんの?」
「いやっ、ちげーって!ごめんごめん!!お前と喧嘩すると死ぬ!!!」
準斗のせいで余計にイライラが増した
はぁ。兄ちゃんに会いたい……
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今宮 千夏〈imamiya chika〉
準斗の妹
中学1年
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