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好き?
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「ッ!!!」
今まで聞いたことないくらい低い声で耳に響くように言ったそのセリフに俺は息が止まった
「お前のことが好き。絶対離したくない。てか離さない」
連呼される《離さない》
その言葉の意味は理解してる
理解してるけど、、
あまりにも急に起きた出来事に俺は自分の体が凍ったように
声も出ないし抱きつかれたのを退けようとしても体が動かない
「雪……お前は..」
「あぁぁぁああぁぁあぁぁぁ!!!!」
「えっ!ちょっ!?おい!!!」
無理でした
こんな空気耐えられない
そう思った俺は屋上から猛ダッシュで家に帰った
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