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もしもの話
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【α×α】の【×α】がドSだったら
「はぁ…はぁ…」
「なあ、お前はいつまで俺を待たせる気だ?」
「ご、ごめんねジェレミアくん…」
ベッドの縁に悠々と腰掛け、脚を組ながらジェレミアは足元のカーペットに苦しそうに呻きながら座り込んだアローを見下ろす。アローは息を荒くしながら今にも泣きそうだ。
「さっさと舐めろよ。楽になりたいんだろ?」
「あぅ…」
ほら、とジャケットを脱いだスーツ姿のジェレミアはアローの口元に爪先を向けた。冷たい革靴の先がアローの唇に当たる。つつつっと唇をなぞりながらジェレミアは不機嫌そうだ。
「きれぇいに舐めれたらそれ、外してやるよ」
ジェレミアが汚物を見るような視線を投げる。その先はアローの股間に向けられていた。
それはアローのモノが勃起することを不可能にする貞操帯。金属のそれが先程からアローを苦しめ悩ませる正体だった。
ズボンだけを剥がれたアローが苦しそうにジェレミアを見上げるがジェレミアは気にした風もなく寧ろ気持ち悪そうにため息を吐いた。
「ほら」
「ぁ…」
再度ジェレミアに促されアローは革靴を見た。どう見ても綺麗に磨かれている。革の縫い目にまで手が行き届いていて几帳面な彼らしい手入れの仕方だ。これを舐めて磨けと言うのか。酷なことを言う…。なんてことアローは思っていなかった。
「ぁあ…ジェレミアくんの靴舐めてもいいんだよね?はぁ…光栄だなぁ…」
「靴舐めろって言われて興奮してんのかよ。キモッ」
「ぇへへ…」
ジェレミアにゴミを見るような目で見られてアローは背筋がぞくぞくするのを感じながら革靴を舐め始める。それはそれは丁寧に。壊れ物を扱うように懇切丁寧に隅から隅まで綺麗に舐めあげる。貞操帯に阻まれ勃起できない自身が熱くて堪らないがそれも全ては愛するジェレミアの言い付けだ。今すぐにでも扱いて精を吐き出してしまいたいがそれを我慢することすらアローにとっては快感だった。そして自分が卑しく興奮していることに嫌悪を抱いているであろうジェレミアの突き刺さるような視線が狂おしい程気持ちがいい。
「それで綺麗にしてるつもりかよ?ちゃんと裏まで舐めろ」
「は、ぃ…」
ああなんて気持ちいいんだろう。言った通りに靴裏を舐め始めたアローに気持ち悪いと吐き捨てるジェレミアの声が聞こえて、アローは震えながらジェレミアの革靴の裏を舐めた。ざらざらと、土埃でも付いているんだろうか、そんなことを頭の片隅で考えながらアローはジェレミアが許すまで舐め続ける。上目遣いにジェレミアを見ると頬杖を付いて興味なさげにこちらを目に映していた。そんな姿にさえ気持ちが昂ってしまう。今すぐ抱き締めたいのを我慢するために手を強く握る。ジェレミアがいいと言うまでは触れることは許されない。前科のあるアローは後ろ手に手錠を嵌められ簡単にはジェレミアを抱き締めることができなくなっていた。
「ふぅん。相変わらず鼻息が荒くて気持ち悪いけどまぁいいや。お前に舐められる革靴が可哀想になってきたし、もっといいことしたいだろ?」
「し、したい!ジェレミアくんと、いいこと…!」
そんなのシたいに決まっている。貞操帯も手錠もなければすぐにでもジェレミアを押し倒してナカに入り込んでぐちゃぐちゃに犯したい。そんなことジェレミアには当然わかっているはずだ。でも、
「じゃあ、いいことしてやるよ。………。ほら、これなぁんだ?」
ジェレミアが足を組むのを止め、口を三日月型に歪めながら厭らしく笑う。アローの目の前に出されたのは紛れもなく。
「ジェレミアくんの可愛い、おちんちんです…」
「可愛いは余計だくそ野郎」
目の前にジェレミアのモノが差し出されている。半分程立ち上がったそれは確かに彼がこの状況を興奮していることを示していた。自分だけではなくジェレミアも楽しんでいるのだとわかって内心ホッとする。このときアローにとって怖いのはジェレミアが楽しくないと思うことだ。これは実際に見るまでわからないから正直この瞬間が一番不安で仕方ない。しかしそれと同時にこの不安感に襲われることすら気持ちがいいのだからどうしようもなかった。今日も無事ジェレミアを楽しませているようなので一山越えられただろう。さて、一山越えたところで今度はどうしろと。こんなに美味しい餌を目の前に吊るされて何をすればいいのだ。視線をさ迷わせながら見つめるとジェレミアはアローを嘲笑った。
「そんなに物欲しそうに見つめんなよ。見つめられ過ぎて穴開いちゃうだろ?」
「だってぇ…」
「ふん…スッゴく欲しいだろこれ?」
「欲しい、ほしいぃよぉ…」
頬にペタリと当てられる。熱くてドクドクと脈打っていて先走りに濡れそぼったそれからは雄の臭いが漂っていてアローの鼻腔を擽った。全身から汗が吹き出しじんじんと股間が痛む。欲を吐き出したいのに勃つことすら許されない貞操帯が憎くて仕方ないと同時に、愛するジェレミアがくれた愛の形とも言えるそれがアローをキツく縛めうっとりとさせた。股間が痛むのを堪えながら涎を垂らしつつジェレミアのモノを横目に見つめる。くわえたい、しゃぶりたい、吸いたい、歯を立てたい。いろいろあったがとにかくそれが欲しい。口をはくはくとさせているとジェレミアの鋭い声が刺さった。
「しゃぶりたいとか思ってんじゃねぇだろうな?」
「あ、う…でも、」
「はぁ?そんなことさせるわけねぇだろ。靴の裏舐めたような口でフェラされる俺の気持ち考えろよ。気持ちわりぃ」
「ご…ごめんね」
ジェレミアが心底嫌そうな顔をするのを見てシュンとすると、一変ジェレミアが嬉しそうに目を細める。
「その代わりお前の目の前でオナってやるからよぉく見とけよ?」
「ふぇ…?」
そう言ってジェレミアが足を大きく広げた。自身どころか後ろの穴までしっかりと見えている。こんなの目の毒だ。きゅうっと締まったそこに早く挿れたい。貞操帯に締め付けられた自身が悲鳴をあげている。挿れたい。 挿れたい。 挿れたい。 挿れたい。 挿れたい。 挿れたい。 挿れたい。 挿れたい。 挿れたい。 挿れたい。 挿れたい。 挿れたい。 挿れたい。 挿れたい。それしか考えられなくって涎をだらだらと溢す。
「はっ。犬みてぇに涎垂らしやがって。ちゃんと躾ないと駄目だな。ちゃんと待てしてろよ?」
「はう…ぁ…」
目と鼻の先でジェレミアが彼自身を扱き始める。くちゅくちゅと厭らしい音を立て先走りがぷくぷくと溢れ出ては、ぽたぽたとシーツを濡らしてしまうのがもったいない。染みを作るだけなら自分が美味しく頂くのに、そう思いながらアローは必死で我慢する。みるみるうちに完全に勃起する様をまざまざと見せつけられ何もするな、なんてそれこそ酷な話だった。
「あ…んんっ…、ぁ…どうだアロー…?んあ…いいことだろ?」
ジェレミアが高いところからアローをうっとりと見下し、頬を紅潮させ額に汗を滲ませながらアローの反応を窺っている。一方、アローはジェレミアの濃い雄の臭いによって脳みそをぐつぐつと沸騰させていた。触れそうで触れない絶妙な位置には血管までくっきりと見えるジェレミアのモノがあるし、上を見上げればジェレミアが艶かしく笑っているしでどこにも逃げ場がない。貞操帯が食い込んで激しく痛む。全身に冷や汗をかいて行き場のない手がカーペットをガリガリと引っ掻いた。
「ん…ふふ…いい感じにキテるみたいだな?」
「ジェレミアくん…早く、早く、君が欲しいよぉ…これ外してぇ…!」
「んっく…駄目だ…まだ外してやらねぇ。…そうだ、準備してないもんなぁ…おい、アロー…」
「な、にジェレミアくん…」
「今日は特別に、ぁん…俺が慣らす…んっ、とこ見せてやるよ…」
「え、慣らすって」
アローが言葉を噛み砕く前にジェレミアは右足をベッドの上に乗せアローにそこを見せつけながら指を宛がった。
「じぇ、ジェレミアくん…」
「お前は見てるだけでいいからな。こんなのお前の手を借りるまでもねぇよ」
そう言うとジェレミアはゆっくりと指を2本挿れていく。
「う…ぁ…いいなぁ…」
生殺しもいいところだ。身体中の血が中心に集まるのを感じる。ジェレミアが自分で後ろを慣らすなんて1度も見たことがない。狭い穴にジェレミアは白くてすらりとした長い指を躊躇なく飲み込ませていく。くぷくぷともったいぶるようにゆっくりじっくりとアローの目に光景を焼き付けていく。
「ジェレミアくんのナカ、あっあっ…ひっく、ぅう…挿れたい…」
「あっ…!馬鹿、まだ、あん…慣らし始めた、ばっかりだろうが…ひ、ん!んん!いいわけねぇだろ。あっう、あ…!」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てながらこれ見よがしにジェレミアの指が抜き差しされる。空いた左手で自身を慰めることも忘れない。ぼたぼたと半透明などろりとした液体がジェレミアの内股を濡らしていく。全身を仄かに赤色に染め、恍惚と喘ぐ姿は妖艶の一言に尽きた。
「あっん!ここ、イイ…!すっごい気持ちいい!」
ジェレミアがより一層甲高い声をあげ、ビクビクと身体を震わせて鳴く。
「ジェレミアくん、イイところに当たってるの?はあ…は、あ…俺にも…俺にも、突かせてぇ」
「ヤだねっ…あ、んっく…勃起もしてないお前のちんこになんて触られたくないね。…ぁああ!」
「そんな、うぅ…早く、外してぇ…」
未だに一度も吐き出されていない玉には精液がたっぷりと溜まっている。アローの理性は限界に近かった。物理的な縛りさえなければこの傲慢な雌犬をめちゃくちゃに犯しているのに、そう思いながら発情期の獣のごとく鼻息を荒くしてだらだらと涎を垂らしながらジェレミアの穴を凝視した。朦朧とした意識の中でそこだけははっきりと視界に捉えられていた。
「あ、ああ…!イきそう…!」
「え!?ジェレミアくん?自分で…?」
「オナニーなんだから、当たり前、あっ、だろ!ん!イく、イっちゃう!はあ…イくから、よく、見とけよ……あぁああ!」
びくりと身体を跳ねさせてジェレミアが間近で果てる。飛び出した精液が狙ったのか偶然かアローの顔に掛かった。
「あ…あ…ジェレミアくんの精液…」
「あ~あ。やっちまった…まあ掛かっちまったもんはしょうがないし特別に舐めてもいいぞ」
肩で息をしながらニヤリとするジェレミアの言葉にアローはすぐさま反応した。唇に掛かったものをべろりと舐めとる。次に頬も、舌の届かないところがあるのがもどかしくて堪らない。全部舐めてしまいたいのに、届かない。四苦八苦しながら口の中でジェレミアの吐き出した精液を堪能する。ベタベタするししょっぱいし苦いし青臭いけどこれがジェレミアの味なんだと思えばこれ程美味なものはない。
「ははっマジで舐めてるし…キモいな」
そう罵られてもアローには届かない。それもご褒美の1つでしかない。
中心がドクドク、じんじんと窮屈そうに悲鳴をあげているがそれももうじきに解消されるはずだ。もう少しの我慢だ。その期待を込めてジェレミアを見つめる。視線に気が付いたジェレミアがゆったりと微笑んだ。
「そうだな。我慢できたしそろそろご褒美をあげないとな」
「ほ、ほんと!?」
「顔を近付けるな。外してやるから、最後まで言うこと聞けよ?」
「わかってる!わかってるよ!だから外してぇ!」
膝立ちしてジェレミアが外してくれるのを今か今かと待つ。ジェレミアは顎に手を当て首を2、3度傾げてから漸く貞操帯を緩慢な動きで外しに掛かる。もどかしくてジェレミアの手に自分のモノを擦り付けるとべしんっとモノを叩かれる。痛みに顔を歪ませるとジェレミアは機嫌悪そうにこちらを睨んでいた。黙って従えと言うことらしい。
「ったく言った傍から待てのできねぇやつだな。外して欲しくねぇのか?」
「っごめんなさい…怒らないで…」
「ちっ…」
舌打ち混じりにジェレミアはアローを苦しめている貞操帯を外す。次いで手錠を外してやると右足でアローのモノをグリグリと踏みにじった。
「あっひい!ジェレミアくん、そんな!ん!ぅあ!」
「ふん…これでいいだろ?よかったな、ちゃんと機能して」
粗末な愛撫で簡単にビキビキとそそり立つアロー自身を嘲笑しながらジェレミアが靴やズボンを脱ぐ。ワイシャツの前を寛げ準備しているようだ。
「あ…う…挿れていいんだよ、ね?…も、我慢できな、」
「いいぜ?ほら、来いよ」
「ぁあ、ジェレミアくぅん!!」
漸く、待ちに待った、”よし”が出てアローはジェレミアに飛び付いた。ベッドに引き上げて押し倒すと間髪入れずにジェレミアを貫く。ジェレミアが痛みに鳴いても構わずに強引に腰を押し進めて最奥を穿った。そして腰を叩きつけナカをぐちゃぐちゃと混ぜる。
「あん!あ、ひぃ…!んああ、おま、いきなり!」
「だって、だってだってだって!ジェレミアくんのこと早く犯したかったんだもん!ぐちゃぐちゃに泣かせて俺のモノだって証明したいんだもん!」
「ぁああ!ひ、ふわっ、ああ、ん!そこ、イイ!」
「ここだよね?ジェレミアくんのイイところ!気持ちイイよね?俺のおかげだよね?」
「んぎ…そ、だから…あっんん!もっと…丁寧に…!」
「むり、無理だよぉ!早く出したいもん!もう、我慢できないよぉ」
「は、あ?俺より先にイくつもりなの?お前!ひゃあ!」
「え?駄目なの?だってまだ俺1回も…」
「…いいか、んぁ!俺より先にイくんじゃねぇぞ!ああっ…イったらちんこ切り落としてやる!…っその代わり」
「その代わり?」
「我慢できたら、お前の心行くまで付き合ってやるよ、っ!」
「う…ほんと?ほんとに俺の好きにしていいの?」
「あ、ぁあ…いいぜ」
ジェレミアがニヤリと笑う。勝てる勝負だと思っているんだろう。なんたって自分はもう1度精を吐き出しているのだから。逆にアローは我慢に我慢を重ねて今すぐにでも達してしまいそうな状態だ。しかもジェレミアのナカにモノを突っ込んでいる状況でこれ以上どう我慢しろと言うのか。
しかしそれでも、”自分の好きにしていい”という甘美な言葉は魅惑的で見過ごせそうにない。
「我慢するぅ!がまん、するから!やくそく、してね?ジェレミアくん!」
「あん…わかってるって…は、ああ…!んんああ!あっひぃ、い!はげし、!!」
約束するとまで言われたらやるしかない。アローはジェレミアをイかせようと腰をやたらに振った。パンパンと肌がぶつかる音が部屋に響く。
「っはあ…ジェレミアくんのナカ、あったかくて、気持ちイイ…!あっ、んひ…ひだが、かりゃみついてくるよぉ!」
ジェレミアのナカはアローにとって天国そのものだった。膣のようにひだのできたナカがアローに絡み付いて離れず搾り取ろうとうねり、何回挿入しても変わらない狭さにモノが食い千切られそうになるのが痛くて気持ちがイイ。結合部からはくちゃくちゃと粘着質な音が頻りに立っており、まるで耳を犯されているような錯覚すらしてくる。けれど、今はそれが地獄であった。アローに絶頂を迎えさせようと牙を剥く。
「は~…あ~…出ちゃいそう…は、あっ…ああ!出ちゃうよぉ!」
全身に力を入れて込み上げる射精感を寸でのところで堪える。少しでも気を抜こうものならだらしなく出してしまうだろう。なのに、ジェレミアはまだ余裕そうだった。
「ああ、んぁ!ひゃっ…そんな、適当に、腰振って…あっんん!や、…イけるわけねぇだろ!かんが、え、ろ!あ、ひっ!」
「でも、でもぉ…どう、したら…いいか」
アローにはもう冷静な判断はつかなかった。闇雲に振ることしかできない。だって今にもイきそうだから。射精を我慢することだけで精一杯なのだ。でも、どうにかしないと。どうにかしないと、ジェレミアの言い付けを守れない。自分だけ気持ちヨくなるなんて駄目だ。どうしよう、どうしたらいい。
アローはすっかり沸いてしまった頭を必死に回転させて考えた。ジェレミアを気持ちヨくする方法…。
「はあ、はあ、はあ、ジェレミアくん…あとで一杯怒られるから…!」
「え?な、…んむ!?ん”ーー!!」
靴の裏を舐めておいてこんなことしたら叱られるのは目に見えていたけどやむを得ない。ジェレミアが一番感じるのはキスをしながらナカを突くことである。
「んんー!んぐっ!むぅ!んんん”ーっ」
ジェレミアが嫌がって暴れるがここで引くわけにはいかなかった。ジェレミアの頭を押さえて身体を強く抱き締める。それでも尚暴れて脱け出そうとするので自分とベッドでジェレミアの身体を挟んで身動きを取らせないように押さえつけた。
「むむん!!んっ、ふー!!んんむ”っ!」
バタバタとジェレミアが暴れる。アローの肩から腕を背に回してアローの背中をがりがりと引っ掻き、限界まで開かされた脚をバタバタとさせて抵抗するがアローもアローで必死だった。逃げる舌を無理矢理絡めて吸って歯列をなぞって口腔を蹂躙する。どちらともつかない唾液が口から溢れ頬を伝っても構っていられない。無我夢中でキスをしてがむしゃらに腰を打ち付ける。とうに限界なぞ越えていて後は意地と意地のぶつかり合いである。
「ん!!うんん!むふー!!ん”ん”ん”!」
ジェレミアの動きが鈍る。押さえられた首を微かにふるふる振って嫌々と訴えるがアローが離すはずもなく。
「んーー!!!んん、ん、っっん!!!」
びくりと一際大きくジェレミアが震えて果てたのだとわかる。そうするとやっとアローは口を離して勝ち誇ったようににこりと笑った。
「へへ…ジェレミアくんの言ったこと、守ったからね…う、もう、げんか…いっ…んああぁ!」
「待て!ナカに出してイイなんて言ってな、い!!ぅああ…!」
ジェレミアの悲痛な声なんてアローには微塵にも届かない。がっちりとジェレミアの身体を抱いて最奥に欲望を吐き出した。びゅうびゅうと精液をジェレミアに注ぎ続ける。
「はあ~~~~~~…きもちいぃ……」
溜めに溜めたものの勢いは全く衰えず、注がれる感覚にアローに抱き付きながらジェレミアは震えている。ジェレミアに抱き付かれながら射精する解放感に頭の中に花畑が広がる。まさに至福の瞬間。我慢を重ねたものだから溜まりに溜まった精液が結合部からコポコポと溢れ出てしまう。
「んっく…おま、いつまで出す気だよ…んん…は、ぁ…」
アローの肩口に顔を埋めてぶるぶる震えながら堪えるジェレミアが可愛くてまたモノが首をもたげるのを感じた。
「ばっお前!」
嫌な感触がしたらしいジェレミアが顔をあげると顔を真っ赤に染め、目元を涙で濡らし、滝のような汗を額に浮かべていた。
「ジェレミアくんが言ったんだから、ね?付き合ってもらうよ…」
「うぐ…わ、わかったよ…!男に、二言はねぇ」
「やったぁ!ふふ…ジェレミアくんのこと一杯気持ちヨくしてあげるから一杯愛してね?」
ギリッとジェレミアが奥歯を噛み締める。絶対勝つ気でいたから鼻を挫かれた形のジェレミアは悔しそうだ。
「っていうか、お前よくも俺にキスなんかしたな!靴の裏舐めたやつとなんかキスしたくねぇんだよ!汚ねぇ!!」
「だって、そうしないとジェレミアくんに負けちゃうと思ったから…」
「だったら素直に負けろよ!腹立つ!!」
「う~~…そんなことより早く続きヤろ?俺まだまだシ足りないから…」
「のし掛かりながら言うな!っむぐー!!」
上機嫌のアローは怒られたことなんてすっかり忘れてジェレミアにキスを贈る。
夜はまだ長い。
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