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触れて欲しい
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「…ぅわっ!」
玄関に入るなり、身体を強く押されて床へ倒れこんだ。
「っ…てぇ…なにすんだよ斎!」
上から見下ろしている斎を睨みつける。
すると斎はジャケットをばさりと乱雑に脱ぎ捨て、ネクタイを緩めると冷ややかな瞳をこっちに向けた。
その瞳は明らかに怒りの色を含んでいて、凪の身体が凍りつく。
目を逸らそうとするのだが、斎の目はそれを許さない。
「やはりお前には躾というものをしなくてはならないな」
瞳と同様、冷淡とした口調で斎が言葉を発した。
「…は…なに言って……っ!」
突然、斎が覆い被さってきて、身体を倒される。
ずしりとした斎の重みで床へと貼り付けられ、外されたネクタイでたちまち両腕を縛られてしまった。
「っ…痛…!」
ギリ、ときつく結ばれてしまった腕は、ネクタイがくい込んでしまっていてそこがジンジンと痛む。
「どういうつもりだよ…っ!外せ!」
「言うことを聞けない奴はこうして聞かせるまでだ」
斎はそう言うと、凪の衣服の中に手を滑らせる。
冷えた手がまさぐるように上へと這い上がり、胸の先端を捕えた。
「っ!嫌だ…!」
「…いや?触れる前からここが固く凝っていたぞ」
くにくに、と指先で摘むように弄りながら耳を舐められる。
ぞわ、と駆け上がる不快感に眉を顰めた。
「っ…そんなわけな……っ」
「こんな状況で期待していたのか。随分と淫乱になったものだ」
「っ、ちが…!斎っ…やめ、ろっ」
すっかりピン、と熟れて主張している凪の乳首に、強い力が加えられるとそのまま上へと引っ張った。
「ぃた……っ!痛いっ!」
引っ張られているせいで、歪んだ先端がずくん、ずくんと痛み、さらに摘まれた先端を捏ねるように回され、痛みが強く、深くなっていく。
「っ…やめ…っ…いた、いっ…いつき…っ」
凪は自然に溢れ出した涙をこらえながら、身体をよじり、その痛みから逃げようとする。
すると、斎が凪の顎をつかみ、無理矢理目を合わせられた。
ひどく冷たい顔をした斎が怖くて、身体が震える。
「…お前の泣き顔はそそるな…もっと泣いて俺を欲情させてみろ」
「……な、なに言って……」
斎の言葉を理解することができず、弧を描いた唇を不穏に思うと、突然、強く引っ張り上げられていた凪の乳首は、温かくねっとりとした感覚に包まれ、身をぶるり、と震わせた。
「…ひ…ぁっ!……な、に……っ」
痛みで熱をもった先端を、斎の濡れた舌がいびつに歪んだ突起を舐め回し、時折優しく吸引されると、胸から痺れるような甘い痛みが凪の身体を突き抜けた。
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