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一つに 1
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余りにも淫靡な空間は、お互いを昂らせていく。
小さく収斂する孔は堪能するように陰茎を喰んで、斎は拡がる柔らかな接合部に指を沿う。
「は、……ぁあぁ…ぁっ」
激しい律動の中にこそばゆい感覚が混じる。
まるで――確かに自身がここに入っているのだ、と言葉にせずとも存在を主張しているようにも取れる。
粘着質な音を立て突き上げられると、身体が上下に揺れるのと比例して屹立した熱い棒も同じように揺れては、ぺちぺちと腹を叩く。
狭い内襞を無理矢理こじ開けて――更に奥へと激しく腰を打ち付ける。
「ぁっ……あぁっ……も…い、く…っ」
「早いな。…ここもだらしなく涎を垂らしてるぞ」
ぐちゅり、と自分の粘液がまみれた茎に、斎の指が触れた。
「ひ…っ……あっ!…や、だ…離せ……っ」
「その割に腰は浮いているが。中も蠢いて絡み付いてくる」
「ぅ……っぁあ…………」
同時に刺激を与えられ、快楽で飛びそうになる意識をなんとか繋ぐ。
折角、同じ気持ちだと知ることが出来たのだ。
どうせなら一緒に果てたい。それまでは意識を失いたくない。
斎の雄が中で暴れる度にぐちゅ、と気泡が潰れるその音すらも気持ちよくて。もう、何がなんだかわからない。
「は………あ……っ…あぁ―――っ」
小刻みに腰を打ち付けられ、身体が痙攣すると、それまで張り詰めていた糸が切れたように熱い白濁を吐き出した。
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